ベイブ(Babe)
【あらすじ】
子ブタのベイブは、収穫祭の体重当てコンテストの賞品として、無口な農場主アーサー・ハゴットさんに引き取られました。
牧羊犬の母犬フライは、母を恋しがって泣くベイブを、自分の子供たちと一緒に育てます。
ある日、牧場に羊泥棒が現れ、ベイブはご主人(アーサー)に危険を知らせようと走ります。その日からご主人は、ベイブを牧羊犬にしようとひそかに決心します。
最初、ベイブは犬を真似て羊たちに威嚇するものの、羊たちはバカにして言うことを聞きません。ベイブを気に入っていた老羊メーのアドバイスに従って、脅すのではなく素直にお願いすると羊たちは静かに整列し、その様子を見たご主人も大満足の様子。
でも、父犬のレックは牧羊犬としてのプライドを傷つけられ、怒り狂います。
ある日、野犬の群れが牧場に侵入し、メーが殺されてしまいました。ご主人は偶然血が付いてしまったベイブのせいだと思い込みますが、やがて誤解も解け、ベイブに寄せる期待もますます高まるのです。
ご主人は牧羊犬コンテストにベイブを出場させようとし、奥さんはご主人の正気を疑います。
家の中にも入れられてかわいがられ、嫉妬した猫はベイブに、「ブタは人間に食べられるために飼われてるのよ」と告げます。
ショックを受けたベイブは失踪し、翌朝発見されるが風邪をひいて弱り切っていました。その時、無口なご主人がベイブのために歌い踊り、励ました。ご主人が大好きなベイブは元気を取り戻し、コンテスト会場へ急ぎます。
出場するのが犬ではなく豚ということで、混乱していた審査員たちでしたが、やっと出場が認められました。でも、初めて見る顔が黒い羊はベイブのいうことを聞いてはくれません。
このとき、レックスは走り、羊たちの秘密の合言葉を聞き出し、急いでベイブに教えます。
ベイブが秘密の合言葉を話すと、今までベイブを無視していた顔の黒い羊たちは言うことを聞き、素晴らしい整列とともに無事に試技は終了。
最初は笑っていた審査員は全員満点を付け、満場割れんばかりの拍手喝采が、ベイブとアーサーを讃えたのです。
何がいいって、ベイブが無茶苦茶可愛いです。
素直でいい子のベイブがめちゃめちゃかわいいーっ
1995年の映画ですから、今から22年も前ですけど、全然違和感なく観れます。
動物のかわいさも不変ですけど、超無口なご主人と奥さんの距離感も全然違和感ありません。
家畜仲間(?)のクソ憎たらしいネコのポジションも社会的にはあるあるですし、ニワトリの代わりに時をつくるのに一生懸命なフェルデナンド(アヒル)の気持ちもわかる。
牧羊犬のレックの気持ちもすごいわかる。そりゃ、豚なんぞに誇り高き仕事ができるかって思うわ。
ご主人の無口っぷりも、なんかウチの父さんを思い出すしねぇ(笑)
あなたの困惑、ちょっとわかりますよ。