日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

2018.9.6 今日の八甲田山

8月中はねぶた祭や職場のイベント開催やお盆やそのためのお仕事(主にお留守番)でまったくお休みが取れませんでした(泣)

9月もちょいちょい予定(お仕事)があるし、なんか、無理矢理にでも休まないと山に行けないストレスが溜まってしまう・・・

ということで、急遽本日お休みをいただきました。

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かなり前から天気予報とにらめっこをしていましたが、ずっとC判定のまま。少し不安でしたが、解読するに、風が物凄い強いみたいで。
・・・風なら、OKか、というか、強風は望むところか。(雨だとちょっと困るけど)


ということでの、今日のトレイルランでーす!
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9時25分出発。

実は数日前から体調が万全ではなく。なんとなく頭痛が。なんとなく吐き気が。なんとなく鼻水でるかも・・・?(鼻水以外は二日酔いか・・・?)
しかも、今朝は北海道で地震があり、それが若干の不安要素。地球規模で考えると、北海道も青森もめちゃ近いじゃない?しかも八甲田山は現役(?)の火山ですから。

www.hazardlab.jp

とはいえ、山に行ったら元気をもらえるかも。

ということで、今回のルートは、先日台風21号が通過したこともありますので、酸ヶ湯温泉(出発)~仙人岱~小岳~(往復)~八甲田大岳~赤倉岳~井戸岳~(宮様コース)~上下毛無岱~酸ヶ湯温泉(到着)の、個人的に定番コースにしたいと思います。

酸ヶ湯温泉から仙人岱側の入り口からすぐ、火山性ガスが発生している(と思う)ところ。ここ、いつ来ても、こんな感じだもん。
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とはいえ、八甲田山では登山ルートをちゃんと守っていれば、火山性ガスが溜まっていて危険な場所ってのはありません。(今後デカイ地震とかがあったら別だけど)
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これは、この間の台風21号の爪痕かな・・・(なにせ1ヶ月来ていなかったので、変化の原因がよくわからない)
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先日台風が来た割には、登山道はそれなりに乾いていてビックリしました。(あれ・・・これなら高田大岳に行ける・・・?)
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苔も可愛い。
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秋の気配もしてる。
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ここは地獄谷からもう少し行ったところで、登山道的には上の方に行く道です。(写真ではパッと見、わからないかも)
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ここ、いつも台風とかがあると、岩の配置が違う(笑)
上流の方から濁流とともに岩が転がってきているのかなぁ。その現場を見たいけど、怖くて見れないな。

正面はこれから行く小岳。
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こちらは八甲田山大岳。
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仙人岱にある、湧き水(私はほとんど利用したことがない。なぜなら、どう見ても汚いんじゃない?って思う時の方が多いから。なにせ湧き水だからコンディションが整わないとね・・)の少し先に小岳・高田大岳への分岐があります。
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小岳への道は、大概狭くて泥濘続きなのすが・・・あれ。刈り払いされてる。広くなってて日当たりがいいよ?

でも、笹の葉が道の窪みに埋め尽くされているので、岩や地面がわからなくて、めちゃめちゃ歩きにくい・・・(^^;)
払われた葉の状態からすると、最近みたいです。台風の影響もあって、上流から流れた水とともに笹の葉が窪みに盛大に溜まったんだな・・・

登りは足を置いてから体重をかけるのでまだいいのですが、下りは本当に大変だったなぁ。
次に来るのは少なくとも2週間後だと思うので、そのときにはきっと葉っぱも枯れてるから、期待しよう。

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10時43分。小岳山頂到着。
植相が這い松になったときから物凄い強風で、笑う。まともに立っていられません。
あははは。楽しすぎる。

高田大岳。
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こっち側は風下に向かってスマホを向けるので、まだマシ。

でも、八甲田大岳・井戸岳にスマホを向けると、強風で震えてブレる―(笑)
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石が積まれて山になっている所の陰に腰掛けて、休憩。
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ちょっと早いのですが、お昼ご飯のおにぎりを食す。ラップがブルブル震えてるけど、写真じゃわからないよねー。
実は、ここで人生初めての「自撮り」をしました。
だって、周りの風景の何を撮っても強風具合は分からないけど、自分を撮れば、髪の毛がビュンビュン飛んでてわかるんだもん。(でも載せられない。自主規制。)

でも自撮りって難しいですね。体が冷えるくらいまで頑張ってしまいました。(そそくさと下山)

 

さ。八甲田大岳に向かいます。

鏡池付近では、団体さんが休憩していたので、あんまりいい場所で撮れませんでした。けど撮るのは撮る。
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11時34分、八甲田大岳到着。
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山頂の直前にお宮参りをした際に越された男性だけが山頂に居ました。

今日はほとんどのグループ・個人が酸ヶ湯温泉~(仙人岱経由)大岳~(毛無岱経由)酸ヶ湯温泉(逆もあり)のパターンだったようです。

いつもなら、小岳に寄ったりするグループ・個人さんとか、ロープウェイ経由のグループ・個人さんとすれ違ったりするのですが、今日は全く出会いませんでした。きっと風が強いからかなぁ。

今気づいたけど、山頂の看板が前回(1か月前)とちょっと違ってるね(笑)
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(↑1ヶ月前の日記より)

今日は天気がいいので遠くまでよく見えます。
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向こう側には青森市街。
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井戸岳。この後向かう予定です。(風が強いのでちょっと心配ですが・・・)
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手前が小岳(さっき上ったとこ)、奥が高田大岳。高田大岳は相変わらず美しいお姿です。
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霞んでいますが、岩木山が見えます。

山頂の強風を楽しみました。
本当に、直立で歩けないくらい風が強いのよ?
特に岩木山の方から風が吹いているので、そちらを見ようにも、姿勢を保てません。
歩くときにはつま先から風の勢いに押されますし、姿勢は前かがみじゃないと飛ばされそうになりますし。
いやー、この強風は凄いよ?楽しすぎて笑い声しか出ない(笑)

weathernews.jp

www.jma.go.jp

風の強さの目安を調べてみましたが、これ、もしかすると15~20はあったかもしれない。もしかすると20以上かも?
実際、井戸岳への分岐から登るときには、まっすぐには歩けなくて、飛ばされないように杭につかまりながら進みました。

ということでの、井戸岳。
登山道は吹きっさらしなので、強風に足を取られて足元がおぼつかない。
やはり、強風時の登山は危険すぎたか・・・と思ったけど・・。結果オーライですけどね。
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手前の岩場は井戸岳。奥は八甲田大岳です。
写真を撮るときも、岩を背後に風を避けないと、腕が振るえてブレちゃうのよね。

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山頂の石が積まれた山に「山」の文字が。

ここ、いつも個人的なお弁当ポイントにしている場所ですが、今回はすでに小岳でお昼休憩をとっていたので、写真だけパシャリ。
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様々なところに秋の気配がしています。色合いが、秋になりつつありますね。
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赤倉岳の山肌が露わになっています。赤倉岳の土は赤いのでわかりやすいとはいえ・・。自然の勢いは怖いですね・・。
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赤倉岳の降り口近辺から青森市街を望みました。
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この写真ではあまりよく見えませんが、スマホで撮った時には自分の家の場所までわかる感じでした。そういうのって、なんかワクワクする。
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さ。ここを下ります。
風が強いので転ばないように慎重にタカタカと下ります。が、下に行くほど風は弱まるので、そんなに気にしないでもいいかも。(私自身もそんなに早く走るわけでもないしね)
宮様コースへの分岐点。
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宮様コースは悪路が定番。
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でも、今回は小岳の時もそうだったけど、そんなに悪路じゃないのでビックリ。(そりゃ、軽装だとしんどいだろうけど)
私が好きなしんどい道は、個人的に高田大岳の登山道だけになっちゃったのかもしれません(笑)

 

上毛無岱に到着です。(右側奥の方に行きます)
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左手側の方を見れば、さっきまで歩いていた八甲田大岳(右)と井戸岳(左)が見えます。
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本当にあそこを歩いていたんだーと、毎回思います。信じられなくない?
そして、毎回「人の1歩は小さいけど、積み重なるとかなり遠くまで行けるもんだなぁ」と、いつも思うのです。

さ。上毛無岱を走りますー(^^)
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ここ、丸沼、と言いいます。(看板に書いてた)
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綺麗だったので、撮りました。
さ、気分よく走るよー
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定点観測。
下毛無岱を望みます。

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1か月前と違って、秋めいてきたねー!!

階段の横に咲いていたアジサイ
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色合いが秋っぽくない?(そう思うのは私だけ?)

 

素晴らしい景色を眺めながら、階段をトコトコと降り、そのあとにあの素晴らしい高原をタカタカとゆっくり走り。

とても素敵でした。いいねー。

 

酸ヶ湯温泉到着は13時31分。

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今回は4時間と6分でした。
小岳の往復は笹で覆われた登山道だったし、小岳・大岳・井戸岳・赤倉岳の山頂付近は強風でちゃんと歩けなかったのを考えると、なかなかですね。

それに、強風だったからこそすごい面白かったし(^^)

 

できれば、9月下旬にまた来たいなぁー!!

次は高田大岳に行きたいなぁ。晴れ続きの日程で休めればいいのだけど。