親の特性が子供に色濃く出るのは、遺伝だと思います?
容姿等であれば、遺伝子の影響だと思います。
肌の色、髪の癖、鼻の形、等々。タンパク質で形作られるものは、その形成のもとになる情報は親からは受け継がれるので、当然だと思います。(その他の免疫系や腸内細菌についても、母親からの影響の大きさが言われています)
でも、その人の気質、心の持ちようなどについては、私は遺伝子関連説は否定したい(気がする)。
個人の資質については、遺伝というより、育った環境からの影響が大きいんじゃないかとずっと思っていました。
親(両親)とともに過ごす環境、幼稚園・保育園・小学校以降での環境など、それぞれのステージで出会ったすべての人々からの様々な考え方や、遊び、学びなどの経験などから受けるものすべてがその人の気質を形作るのではないかと思うのです。
しかし。
私がおっちょこちょいだからって、子供がおっちょこちょいなのは遺伝か?環境からの影響か?と考えると、(いやちょっと待ってよ・・・)と思うのです。
遺伝じゃないでしょう。
タンパク質の羅列のどこの部分でおっちょこちょいになるのとか決まるのさ?
ってことは、やっぱり資質ってあるのよ。遺伝子(塩基配列)以外の"魂の資質"が。
超ちびっこの頃からどうやっても頑固な(良く言えば信念を曲げない)子は(上の子だけど)、頑固さは私の遺伝子じゃなくて育った環境じゃなくて、魂の資質なのよ、きっと。(「私も頑固だったかもしれないけどあれほどまでじゃない」、というセリフを何度言ったことか)
ちなみに、あの子は2ヶ月くらいから結構「自分」を持ってましたね。
それと同じように、下の子が本番に超弱いのは、私のせいじゃないよ。(と思う)
私も本番に超弱いけどね・・・。
私の人生、それコミコミで形作られています。
だって、私が本気になると全然なんだもん。適当にふんわりやってた方が、結果がいい。
なんでそんなことを考えたのかというと、本日、下の子はTOEFLの検定試験のために仙台市に旅立ったのです。(試験は明日)
この試験を受けるのは海外進学の際の基準を満たすためなのですが、下の子はそういうのが全然関係がない中学の時に受けた別の検定試験ならソコソコ点数が取れていたのに、このTOEFLは全く点数が振るわない。
換算表だなんてお話にもならないような点数を取ってしまいます。
そりゃ、テストの形式が違うとか、様々要因はあるかもしれませんが・・・にしてもねぇ・・
なに?このデジャヴ感。(>私)
これって、私に育てられたからなの?(似るのは生育環境説?)
もしくは、私の子供だからなの?(似るのは遺伝子説?)
いや、違う。違う。そうじゃない。
その論法なら,巡り巡って私の母や父にも似ててもおかしくないけど、そんなでもない。
母曰く、私は父に似てるそうだけど、父が本番に弱くておっちょこちょいだったかといわれると、絶対にそうではない。父は驚くほど本番に強かった。("つけらっとしてる(方言:要領がいい)"のは一緒だと言われるけど)
下の子、明日は精一杯頑張れればいいなぁ。
ちなみに、明日の夕方には早々に帰ってきます。
特に仙台見物とかする必要なし。(そんな金銭的余裕はないんですよ、ホントにさ)
ま、がんばれー。