本日は最終日。
科学博物館と国立西洋美術館を見る予定です。(そしてお土産を買って帰る)
前回までの日程はこちら参照。
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今回、偶然にも大好きなフェルメールの大規模な美術展があったので(わざわざ青森から)上野に来ることにしましたが、帰りの日に新幹線の時間まで楽しく過ごすのに、科学博物館の常設展を見ようかと思っていましたら、楽しそうな企画展があったので、予定に入れました。
本日もパンの朝食。
いつも朝食は食べないのでコーヒーだけ頂いていますが、パンは非常食用にとっておいています。(こっそり)(結構助かる)
ちなみに、ここのパンはなかなか美味しいです。
部屋もシステムもシンプルだし、無料朝食のパンは美味しいし、次もここにしようかなぁという感じです。
さて、科学博物館は9時開場、国立西洋美術館は9時半開場ということで、先に科学博物館に行くことにしました。
ホテルをチェックアウトし、重い荷物を持って御徒町から上野まで歩きます。途中で摩利支天大徳寺を見かけまして、気になったので寄ってみました。
無事にお参りを済ませましたが、朝が早かったのでそのままお暇しようかと思ったら、人がいました。で、御朱印を頂きました。(母用)
科学博物館の前にて。ここにもSLさんがいます。結構な頻度でいるのかしら。
ここにもいるけど、野辺山にもいたし、合浦公園(青森市)にもいたな。種類が違うのかなぁ・・・(よくわからん)
さて、待望の「標本づくりの技(ワザ)」展。
www.kahaku.go.jp
ドキドキしながら行ってきます。
写真を撮ってもいいということだったので、全部の写真を撮りたいところ、厳選しています(笑)
展示は、実物やフェイクが混じっていますが、フェイクというなかれ、立派な学術的な参考になる素晴らしいものです。
そして、随所にトリビアもちりばめられていて、とても興味深いです。
爬虫類の骨の標本を作るためには、「カツオブシムシの力も借りる」そうです。なに?カツオブシ?ムシ?と思って検索したら、
なかなかの仕事っぷりです。そうか・・・
石から化石を取り出す作業についても、作業場はもう、「工事現場」ですね。見てるだけでワクワクする。
様々な職人ご用達の器具が並び、
職人技、というのが相応しい作業風景です。凄過ぎる。
でもちょっと好き。やってみたかったなぁ。
ここを見てから野辺山にあった南牧村美実民族資料館に行けばもっと凄さがわかったかもしれないなぁ。(標本、凄いいっぱいあったし)
ホールにはクジラの標本がありました。でっかい。
展示は1時間ほどで見終わってしまったので(惜しい。もっとたくさん見たかった・・・)、常設展示も見ることにしました。
この後にルーベンス展を見て、その後にすぐ新幹線の時間なのですが、そのくらいなら・・・大丈夫だよね。
今回は日本展(同じフロアにある)を見ることにしました。
望遠鏡、顕微鏡、時計、地震計についてです。
昨日、国立天文台に行ったし、なんか縁がある感じ(^^)
江戸時代の最新スマホ(概算の時刻しかわからないけど)
鶏、可愛い。
そして時間が近づいているので、お土産屋さんへ。
可愛過ぎるぬいぐるみたち。
このソックス、面白そうだったので写真だけを撮ったのですが、下の子曰くシースルーの靴下は流行っているのだそうで。(知らなかった)
古代生物の白のソックスは欲しかったそうです。
他のペンを買ったからこれは買わないけどさ。そういうもんなんだ?
さ。次はルーベンス展に行きたいと思います。
この絵を見た時に思ったのは、「この人、クルクル巻き毛だけが書きたかったんだわ」ということ。
ルーベンス展では、様々な主題の絵画を見ましたが、この人、本当に絵を描くことそのものが好きで、しかも天才なんだわ。手先の器用な人が職業として選んでるんじゃないよね。
絵画の能力も十分で、おまけに弁舌爽やかで、後ろ盾もしっかりしてるし、だから時代の主要人物になったんだよなぁ。
キリスト、お亡くなりになっています。柱から降ろされたところ。
ダイナミックな構図ですよね。好きです。
からの、復活シーン。
あれ?オレ、復活?(とカメラ目線)
このキョトン顔がいい(笑)
女性は総じてぽっちゃり系がお好みのようです。
こちらは、ティツァーノの「毛皮を着た若い女性」のルーベンスによる模写。
そもそも当時のそれなりの階級の女性は筋トレなんてしませんので、ポチャポチャになるんだと思いますが、それにしても、模写する際にさらにポチャにして書くのはやっぱり好きなんですね。ポチャは触り心地良いですし。(ちょっとわかる)
これ、潔く、裸体でよくない?と思う。
ルーベンスの「マルスとレア・シルウィア」
マルスがレア・シルウィアと結ばれるとこ。中央のキューピッドは二人の衣を握っています。
マルスさん、既に兜は脱いでいます。早。
シルウィアさんの恋する瞳がとても好きです。
ルーベンスの「法悦のマグダラノマリア」
実は「法悦のマグダラノマリア」といえば、真っ先に頭に浮かぶのはこちらの方。
カラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」
全く逆の作風ですが、どちらも美しく、どちらも素晴らしい。
ルーベンス「ヴィーナス、マルスとキューピッド」
左の女性はヴィーナス、右の恋人のマルスとの逢瀬の際に、息子であるキューピッドに授乳しています。
これが「授乳」シーン?と思ったけど、後年のこちらの絵画でも驚き。
アロンソ・カーノ「聖ベルナルドゥスと聖母」
ベルナルドゥスさんが、ある日、聖堂で聖母マリアの彫像を前に「あなたの母たることをお示しください」と祈りを捧げていると、彫像が動いて乳を聖人の唇に滴らせた、という奇跡。(春にプラド美術館展で見ました。)
乳を含ませる系ではなく、絞り飛ばす系。絵画の世界ではありなのか・・・
ルーベンス「パエトンの墜落」
この絵、かなり好きなんですけど、パッと見でパエトンがどこにいるのかわからなかった(^^;)
もしかして、パエトン本人よりもその周りの馬の筋肉とたてがみなどの躍動感だけを書きたかっただけなんじゃ・・・と思ったりして。
さて。予定の時間を少しオーバーしてしまいました。
仕方ない、とはいえ、焦る。
しかも、東京のお土産をまだ買っていません。3日間もお休みをするので、絶対にお土産は欠かせません・・・
上野駅の中のお土産屋さんで適当に見繕って(あぁ、ちゃんと選びたかった・・・)、ロッカーから荷物を取り出して、ホームに急ぎます。
さ。新幹線が来ます。
と、思ったら、最初にこまち部分が来るのね。
そして連結部分を。
無駄にたくさん撮っちゃったので加工しました。
今回隣に乗り合わせた人はサラリーマン風で、服装的に完全にお仕事モードでした。ほぼ寝てたけどね。
往路の新幹線で乗り合わせた韓国の太めの人は、自分が大きいのでかなり遠慮しているのがすごく伝わってきました。本当に小さくなっていたもの。(けど大きいのでそれなりに幅は取ってたけど)
でも、その気持ちがありがたくて自然幅寄せはあまり気にしていなかったけど、復路の彼はやせ型の日本人だったけど、寝てると必ず私の方に頭が傾くので、本当に困った(^^;)
なので、彼が仙台で降りたら速攻で車内販売のビールを購入しました。
一応、お仕事中の人の隣で飲むのは気が引けていたので。それに、隣に誰もいない(こっち側に傾く頭がない)とノビノビできるし。
っていう気は使っていましたが、乗った早々に遅いお昼ご飯でカツサンドを食べてましたけどね。
ソースの香りが立ってたと思うけど、酒の匂いよりマシだろう(と、勝手にそう思う)。
黄昏が本当に綺麗。
これで本当に旅行が終わっちゃうんだなぁ・・・
残念。
また、リフレッシュできるような旅行に出たいなぁ
今までの旅程はこちら。
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