日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

セロリの浅漬けとひじきと切り干し大根の煮物

 個人的に、浅漬けのようなお漬物がないと生活が成り立たないのですが、今年の夏は、ピーマンの漬物という、今までにないお漬物の存在を知り、ほぼ毎日そればかり食べていました。(ピーマンがお安く・大量に手に入るという幸せ) 

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 その後、ピーマンよりもパプリカの方がお安く・大量に手に入るようになり、ピーマンの時と同じような味付けでパプリカでも試してみて、「甘さとしょっぱさのバランスが、案外これもアリだな」と気づき、今度はそればかり食べていました。 

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実は、夏中、近所のスーパーで事あるごとに身欠き鰊を買っていた(パック買い⇒箱買いに進化)ので、今では結構種類が豊富なんです(笑)
身欠き鰊にこんなに種類があるだなんて知らなかったな。

 

しかし、今ではピーマンもパプリカもお安く手に入りません。
それで、今度はどうしようか・・・と(ちょっとだけ)悩んでいた時に目についたのが、セロリです。

たまたま農協の直売所で見かけたセロリが、こんな超絶緑のセロリさん。
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個人的にセロリは嫌いではない、というか、結構好き(香味野菜は全般的に好き。でもパクチーは食べたことがない。)なのですが、今までは「こんなに緑色なら、きっとマヨネーズをどんだけ付けても足りなさそう」と敬遠していました。どちらかといえば、スーパーで売っている普通の白っぽいセロリの方を買っていました。

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こんなのね。

でも、考えてみると、ピーマンの漬物の良さはあの苦味なんですよ。セロリにも似たような個性がありますよね。

セロリで浅漬け、どっちみち試作なんだし、私しか食べなくてもいいなら失敗しても特に困らないし、試してみようかな。

ということで、超絶緑のセロリさんで試してみることにしました。

 

生のままのセロリ(芯と葉)だと、ちょっとクセが強すぎると思ったので、どちらも軽く茹でて、水にさらして。

で、お決まりの一口大の身欠き鰊、昆布の顆粒の調味料、塩と一緒に、しばらく置いてみました。

 

・・・。美味い。

農協に超絶緑のセロリさんがなくなるまでは、とりあえずコレだな。

 

そして、その他にも私の長年の固定観念を覆す副菜を発見しました。

ひじきと切り干し大根の煮物。
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切り干し大根の煮物も、ひじきの煮物も、それぞれ十数年は作り続けている定番のお惣菜です。しかし、それらを一緒にしようだなんて、今まで考えてこともありませんでした。(それに、別々に作れば2品だし ⇒ 品数重視)

たまたま、今では二人暮らしなのでお惣菜を作る量が少なくても済むし、今はちょうど1品だけ欲しかったので、どちらを作ろうかと迷っていました。

どちらかというと、切り干し大根は見た目の点で茶色(切り干し大根・人参・油揚げをお醤油ベースで味付け)で、ひじきの煮物の方が黒っぽい(ひじき・人参・キャベツ・油揚げ等をお醤油ベースで味付け)ので、お弁当の中ではひじき系の方が色合い的に締まる感じがします。
かといって、いつもひじきチョイスっていうのもねぇ・・・切り干し大根の煮つけもいいものだし。(あ、ひじきは長ひじき派です。)

ウムム・・と考えていた時に、フト、これらを一緒に作ったらどんなもの?という、10数年間浮かんでこなかった発想が浮かびました。

これって、検索してみたら普通にある組み合わせだったけど、何も見ずに、自分で思いつくのって、なんかすごいなぁと思うのです。
「有」から多少の付加価値をつけたものは簡単に浮かぶかもしれないけど、「無」から「有」はなかなか思いつかないものだよね。(切り干し大根とひじきの組み合わせで、有とか無とか、大げさなんだけどさ) 

 

そんなわけで、今週はなかなか発見が多い週末でした。