日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

日々の幸せに感謝すること④(最後!)

この記事の続きです。

 日々の幸せに感謝すること① - 日々のつれづれ
 日々の幸せに感謝すること② - 日々のつれづれ
 日々の幸せに感謝すること③ - 日々のつれづれ

退院した次の週末の朝のことです。
昨日までは普通の病人(?)だったのに、スッと正常な状態になったような気がしました。どこが違うか具体的にはわかりませんが・・ともかく、見ていると普通な感じ。動作のスピードとかかな?

この時、きっと脳の内圧が正常な範囲になったのかもしれません。測っていないのでわかりませんけど。 

私の印象はさておき、本人も久しぶりに調子が良いと言うことですし、今日から本人が一番気にしている勉強の時間を確保することにしました。

しかし、というかやはりというか、今までやっていなかったことをするのはしんどいようです。
慣れないことは疲れるものなので、当日の勉強は日中くらいまでにしておくようにとアドバイスしていたのですが、本人は調子に乗って夕方くらいまで頑張ってしまい、その日の夜は目が冴えてなかなか眠れなかったようです・・・

それからは自分でも気を付けるようにして、途中で休憩を入れながら、無理をしない範囲で何かやっていました。(何か=勉強 or スマホいじりetc.)

 

数日後、日中の勉強も自分でコントロールしつつできるようになったし、もう1階での生活ではなく自室で寝起きしてもいいだろうと思い、お布団類を自分で片付けてもらいました。(健康になったのなら、病人じゃないし。自分でやってほしいな。)

自室でいつものベッドで寝るようになると、「やっぱり自分のお布団はいいねー。なんか寝やすい」と言っていました。

今までも枕やガーゼケットは自分のものを使用していましたが、そんなもんかもしれませんね。

 

そして、週の後半には学校の面談に行ってきました。

以前、担任の先生に連絡した際、先生はとても心配してくれて、「調子が良くなってからでもいいので、休み中に一度下の子に直接会って話したい」と言ってくれて。
でも、我が家に来てもらうと掃除とか面倒だったので(>私が。すみません(^^;))、それに先生も忙しいだろうし、こちらが下の子を学校に連れて行った方がいいかな、と思い、面談の予定を入れました。

それに、下の子も少し外に出て環境の変化を感じてもいい頃かもしれないし。もちろん、体調がすぐれなければ変更するつもりでしたけど。

下の子は面談の最中は大丈夫そうに先生との話をしていたし、クラスにプリント類を取りに行ったときに友達と楽しそうに話していましたが、帰る頃には車の中で「ちょっと頭痛が・・・」とダウン気味。
ちょっと興奮したのかもしれないですね。

まだちゃんとした復帰には数日かかりそうですが、焦らずに。

 

整体の施術の2回目にも行ってきました。

先生曰く、「事故後4日目での施術は更新記録です(笑)」だそうで。(その時私は待合室の「ジョジョの奇妙な冒険①~」(大好き)を読んでいて、先生と下の子との話を聞いていません)

かなり早い時期に施術を開始したため、体の歪みが固定される前に調整できたので、まだ2回目ですがかなり回復しているのだそうです。

頭蓋骨の歪みの矯正については本当に心配だったけど、結果的に早くお願いできてよかったなぁ。

でも、普通はそんなに早く整体に通うということにはならない気がします・・・補償とか負担割合とか、そういうので。今回は全額自己負担だと思えばこそ、ですかねぇ・・・※今回の整体は保険適用ではなく、通常の施術です

今回は頭蓋骨と腰がまだ少し歪んでいたので調整したそうです。次は2週間後。

先生は「その時に大丈夫そうなら、それで通院は終わりでいいでしょうね」ということだったので、期待しています。

 

次の週は退院後の脳外科の再検査がありました。

今回のCT検査では問題はないそうです。
以前の出血の跡があった写真と比べてみましたが、CTとMRI画像の種類の違いはありますが、先生曰く「この(今回のCT)写真からは出血が継続しているとは考えられませんし、今まで(退院前のMRIで)広範囲にあった出血も、たんこぶが自然に吸収されるみたいに、今では吸収されたと思います。」というお話でした。

「学校に行ってる?」「いえ、まだです」「そうなの?受験生、これからは勉強頑張ってね!!」

退院の際にも先生は「もう大丈夫なので、学校には体調を考慮しながら好きな時に行って構いません!そのかわり、頭は打たないようにね(笑)」とおっしゃってましたが、親の目からすると、(体調を考慮すると、退院後にすぐ登校だなんて絶対に無理でしょう)と言うのが正直な感想。

医師が「治った(治療不要)」と認識する状態と、親が「戻った(通常生活が可能)」と認識する状態には雲泥の差があるのかもしれません。(それともこの先生がちょっとニブいなのかな?)

日常生活の中で気になるところといえば時折起こるめまいと頭痛ですが、それは仕方のないことかもれません。
写真に写っていなくても、脳にダメージはあったわけですから。

その他に先生とちょこっと話した感じでは、今回の検査では全体的に順調に回復に向かっており、現在も継続する機能的な問題(頭痛・めまい)については今後の生活の中で改善を期待する、ということだと受け止めました。 (具体的には「頭痛とめまいかー。仕方ないよねー」と言われただけ。こちらとしてはどうしようもない。)

ということで、本人の希望もあり、下の子はその翌日から登校することにしました。

再検査結果が出たのがその日の午前中の早い時間帯だったので、下の子は「・・・遅れても、今から学校に行けなくはないよな・・・」とボソッと言いましたが、結局「やっぱり明日からにしよう」と考え直したようです。

 

次の日、私の送迎付きで学校に行くことにしました。
 〇頭痛がしたら薬を飲む
 〇疲れたと思ったら保健室へ行く
 〇めまいがしたら保健室へ行く
 〇体育は体調を考えて受ける 
など、基本的に本人の判断を優先して過ごしてもらうことにしました。(羅列したら普通のことだなぁ・・・お恥ずかしい)

 

やはりというか、下の子がちょっとポワンとしてる(≒バカ)からなんでしょうけど、登校後2日経った時点で疲れが出てしまったようで。

よくよく聞いてみると、「体育を受けて疲れた」(種目はソフトボール。しかも彼女は打撃が得意=走る)「授業を受けている最中、両手が重くてノートをとるのが大変だった」(どう考えても体力消耗してない?)それに、「めまいがして・・・」とのことで、2日目の帰りは車の中でダウン気味でした。(めまいと頭痛がしんどいそうです) 

「それって、とっくに保健室に行く案件じゃない?」と言ったのですが、「だって、保健室に行くタイミングが分からなくて・・・」とのこと。

わかります。大人でも、体がしんどい時に(もうちょっと、頑張れる?かも?)と思っちゃうもの。(相手とか仕事とか、そういうものが絡むと特に判断が乱れがちです)

しかし!自分が大事だと思えば、最悪の前に絶対に休むべきです。(これは自分にも言い聞かせる)

次の日になっても頭痛とめまいは良くならなかったので、その日は丸一日休養日にして、お休みさせることにしました。

意外と、というか当然かもしれませんが、各授業を受けること、友達と会話することはかなり脳の神経パルスが活発に活動することに直結しているみたいです。
(こりゃ、認知症予防のために引きこもらずに外に出て地域と交わるのを推奨するわけだよね・・)と妙に納得です。

 

さて、明日は普通に学校に行く予定です。 
体調に気を使いつつ、学校生活に慣れてほしいな。
そして、自分が経験したことは本当に幸運な経過で今に至ることを忘れないでほしいものです。

 

 

今のところ、交通事故の経過としては驚くほど順調に、私としては奇跡のように素晴らしい結果になり、本当に感謝しています。

 

事故後に救急車を呼んでくれた事故を目撃した方、救急での所見の際にわざわざお休みなのにCT画像を確認しに来てくれた担当の先生、その先生を読んでくれた救急当番の先生、入院中に気を配ってくれた看護師さん、入院中の支払いの際に相談に乗っていただいた窓口の方、交通事故に全く知識がない私に丁寧に対応してくれた警察の担当の方、相手方と私の担当になった保険担当の方には細々した手続きについて教えていただきましたし、そしてご迷惑をおかけした事故の相手の方には丁寧に接していただき、本当にありがたく思います。

 

今後、私も車の運転の際には気を付けるようにしようと、下の子ももう少ししっかり意識をもって(ぼんやりしないで)自転車の運転をしよう、と話しています。二人ともぼんやり気味だから・・。

 

もう少しして落ち着いたら、医療保険とかの手続きをしようっと。