実は先日、こんな楽しそうなものを手に入れました。
尻八城址(しりはちじょうし)近辺の地図です。
実はこれ、自宅のプリンターでテータ取り込み(P DF)しようと思ったらできなくて。やむなく写真掲載です。興味のある方、ごめんね。(興味のある方がいるのかはかわからないけど(笑))
青森市の後潟地区(青森市から蓬田村にほど近い、山側の場所)にある、遺跡っぽい場所っぽい。(私の知識が既にアヤフヤ)
実は、以前もこの遺跡について聞いたことがあったので、その時Googlemapさんで調べてみるとこんな感じでした。(この地図は今も変わらないよ)
これって一体、どうやって行くんじゃ?スカスカじゃん!!
と以前は思いましたが、今回は非常にいいマップ(写真付き)を手に入れたので、行ってみることにしました。
とはいえ、自宅からジョギング(+トレイル)だと遠すぎて・・・
私は普段は10kmのジョギングがいいとこ。八甲田山に行った時も、測ったことはありませんがせいぜい20kmちょいくらいだと思います。
そんな私ですが、今回はちょっと冒険も兼ねて往復30kmくらいを設定して、その近辺まで車で行くことにしました。(どこ、とは聞かないでね)
そして、そこからジョギング+トレイルスタートです!
目印になる「佐藤農機(クボタ)」さんがみえるまで、国道280号バイパスをひたすら北上します。9kmくらい。
なんて素敵な風景でしょう。田園ですよ、田園。(2回も言う)
ずっと向こうまで田んぼですよ。もしかして飽きる・・・か?
まぁ、私は山も好きですが田園風景も好きなので、そこらへんは飽きることはないと思います。(予想)
途中、三社神社がありました。
ちょっとご挨拶を。
あ、可愛い。
ちびっ子がいるタイプですね。
こちらは玉があるタイプ。
向かって左側に2体の神様がいらっしゃいます。
とりあえず、お参り。ご挨拶はしとかないとねー。(なんとなく)
さ、それではまた出発です。
もう少し進むと、花壇が見えてきました。
綺麗に植えられています。
すこいな。こんな田んぼのど真ん中に。
癒されつつ先へ。
走る道は、国道280号バイパス沿いにある側道です。(農道?)
さすがに車道を走る気にはなれなくて・・・(こわい)
そんなわけで側道を走るのですが、田んぼや畑が近く見えて、大変景色が豊かです。稲穂が風に揺れていたり、耕起された土の香りなど、本当に自然に恵まれた道だな、と思います。
で、これは、あれですかね、何かの獣的なもの?
ちょっと怖いので近づきませんでしたよ。(死んでそうだけど)(死んでたら死んでたでそれはちょっとイヤだな)
稲穂風景の先にはこんな耕起風景。(これから何を植えるんだろう?)
そばの花かな、と思いつつ。
確かここら辺は「海道そば」を押してた気がした。数量が限られているので食べたことはないけど。美味しいのかなぁ?
見えてきました、「佐藤農機(クボタ)」さんです。(右)
この向かい農道を山手に向かいます。
ほんと、なんもないな(笑)
ずーっと向こうに見える新幹線の高架橋を過ぎてまだ先に行く予定です。(見える?)
と、思ったら、楽しそうな群れがいます。(カラス)
超我が物顔で寛いでいます。
私、実はカラスが好きで。早朝にジョギングしているときも、特定のカラス(と思ってる)が、興味本位でチキンレースを仕掛けているのとか、見ているのが好きです。(その時は必ず声を掛けます)(威嚇ではなく話しかける)
今回はたくさんいたので嬉しくて「うーわー!!」って突進したら、飛び立っちゃいましたね。
それでも逃げない数羽がいるのですよ。なかなかのツワモノです。その子たちに話しかけましたら、ほぼ無視されました。さすがツワモノ。
さ。新幹線の高架橋を抜けると、二手に分かれた道が出てきます。
看板はあるのですが、尻八城址に行く標識がありません。
尻八城址は直線方向的には右側の山(奥)にあるはずなのですが・・・
ちなみに、右手に曲がると砂利道(㈱ジャパンフォアグラさんの敷地の前を通ります)、まっすぐ行くと舗装された道路です。が、まっすぐ行って大丈夫なのか・・・。今別って書いてあるけど・・・(様々、不安しかない)(今別って津軽半島のハテじゃん?)
実は地図を自宅に忘れてきたので確認できません・・・(事前に写真に撮っておけばよかった)
ま、そこは気にせず、とりあえず砂利道の方を進んでみます。(右側に行く道ね)
お。何かしらの分岐点ですよ。(何か標識はあるかな?)
あった!
山城橋(やましろばし)を渡ります。
実はここを渡ってからも砂利道。しかも分岐に何も表示もなく。
分岐点の右手に行ってみると個人的な畑があるっぽい敷地だし。(絶対に違うだろ。下手すりゃ不法侵入的な?)
とりあえずまっすぐに行ってみることにしました。
実は、その途中で会った休憩中のおじさん達にも聞いてみたのですが、おじさんたちはそもそも「尻八城址」そのものを知らず・・・。だよね。私も知らなかったし。
まぁ、行くだけ行ってみようとしたら、T字路にこんなくたびれた看板が!!
こんなちっちゃい感じで!!でも看板は看板ですよ!!
指示通りに右手に行ってみることにしました。
かなり山っぽい道が展開しますが、その先にそれっぽい場所にたどり着きました!
貯水池の隣に駐車場のスペースがあります。
結構な広さです。
あ、ここに来るまで、車だとそんな気にしないかもしれませんが、走る(or 歩く)となると、結構な急斜面でした。(笑う)
「超古代遺跡 志利幌舘(シリホロチャン)」ですよ。
「超古代遺跡」のフレーズ、まるでマヤ文明みたい(笑)(でもそのセンスは嫌いじゃない)
それに、シリホロチャンって、アイヌ語ですかね。(それっぽくない?)
詳しい解説はほかのHPに譲ります。(私は無理)
この案内図には尻八城址として、二の丸が掲載されています。その奥に尻八城址(二の丸)とは別に「本丸」があるっぽくて。
どういうことだろ。やはり史実的には二の丸が実際に確認されている遺構ってことなのかな。
ま、とりあえず行ってみたいと思います。
こんなに丁寧に標識があるだなんて、きっと来る人も多いのかしら・・・(私は去年まで存在すら知らなかったけど)
途中の標識も丁寧です。
道はこんな感じ。歩きやすいです。
あれ。歩きやすい・・・?
2、3ヶ所くらい、急斜面ありです。(2ヶ所か3ヶ所かは忘れました・・・)
軍手類を忘れずに。じゃないとこのロープを使うのがしんどいです。(少なくとも、下りはロープを使った方が安全)
ガチだな!(楽しい)
ホント、心臓がバクバクします!
ちなみに、私の装備はジョギングをメインにしていたので半そで半ズボンとジョギングシューズでした。(と手袋は持参)
が、今は9月に入っていますがかなり虫もいたし、もし転んだときはけがの心配もあると思うので、できるなら長袖長ズボンとトレイルラン的なシューズの方が安全かもしれません。(きっと夏の盛りはもっと刺し虫がすごいと思う(^^;))
とはいえ、実際の距離的にはそんなでもなく、尻八城址(二の丸)に到着です。
遺跡の由来の看板。
と石碑。
せっかくの1次休憩所っぽいところですが、ここでは休憩をとるような感じではないですね。
先に進んだ方が楽しそうです。
この看板の向こうは本丸ですね。(本丸って、尻八城址ではないんですね・・・)
ここからの道は本当に歩きやすいです。(安心して!!)
本丸に到着。
とはいえ、特に何があるわけではなく。ちょっと開けた場所って感じ。
ま、跡地ですからね。でも、本丸ですので、見晴らしはいいです。最高。
当時の本丸もちゃんと周りを見渡せていた場所なんじゃないかと思います。(じゃないと山の上に設定した意味がないしね)
お、なんだあの標識。
周りには特に道っぽいものは見当たらないのですが・・・
と、思ったら、あそこで遊歩道は執着終着するようです。(後で発見したあそこまでの道があまりにも怖すぎるので行きません)
さ。ここでお昼ご飯にします!
北側が開けているので、(今日は)風通しがとてもいいです。
素敵だなぁ。
本当に見晴らしがいいなぁ。北側が開けているので、海(東側)の方は見えませんが、それでも素晴らしいです。
さ。ここの空間でお昼用のおにぎりを食べます。(いそいそ・と準備する)
座ると目線が下がるので、場所による景色のどれをチョイスするか悩むー
個人的には、「青森県民の山 梵珠山」の頂から眺める景色より、よっぽど素敵な景色が広がっていると思います。(登山道は比較できないけどね)
さ。おにぎりとおやつを食べ終わったら、出発です。
帰路はちょっと寂しいなぁ
登りより下りはラク、と言いますが、今回みたいな急斜面だとそうはいきません(笑)
途中のロープは絶対に使います。
それでもサクサク降りれるのは、地面が土だからでしょうね。(岩場だとこうはいかない)
そうだ。帰りに、分岐点を元の道じゃない方に進んでみました。
ここね。
ここの道、来るときに私はすぐ右(の砂利道の方)に曲がったのですが、もし、ここをまっすぐ行ったとすると、道路は舗装されたまま、道になり進むと苦も無く尻八城址にたどり着きます。(そっちにすれば良かった)
その時はこんな景色が見えますが、まっすぐ白い欄干の橋の方に進むと良いです。
ちなみに、橋は山城2号橋、だっけっか。(忘れた。なんかそれっぽい名前です。)
実はこの時点ですでに疲れていて。
それでも、膝も足首も無事でしたので、休み休み・無理をせず・休憩を取りつつ・走り終えることができました。(疲れてから10km走るのって、自分エライー)
実際、今回は30km程度の往復の設定でしたが、もし次もチャレンジできればしてみたいなぁと思います。
自分の体力ではまだちょっと足りないかな?と思うのですが、そでもがんばって走るのも楽しいですし、周りは田園でのどかだったし、何より登山道入り口から尻八城址までの急な坂も楽しかったし(ロープ!)、見晴らしがとても良かったし!
次は迷わずに行けるしね(笑)