嵐が丘(Wuthering Heights)(1992年)
「嵐が丘」(Wuthering Heights ビュービューと吹き荒ぶ高地=アーンショウ家の屋敷の名前) は、絶妙な訳だなぁと、原題を見た時に思いました。
嵐が丘を最初に知ったのは、ガラスの仮面の一幕です。
マヤは子供時代のキャサリン役。
ガラスの仮面のファンなら、絶対(とは言い切れないけどかなりの確率で)原作を読んだはず。(私は椿姫とたけくらべも読んだよ)
嵐が丘のあらすじは長いし(笑)、込み入ってるし、原作と映画はちょっと違う見せ方だし、載せません。調べてね(笑)
ただ、私の感想としては、、あの他人に慣れないヒースクリフのキャサリン「だけ」に対する情愛と、
ヒースクリフ役のレイフ・ファインズの目の色素の薄さと(ヒースクリフ役は絶対に顔が良くなきゃ務まらないよな)
ヒースクリフが当て付けに結婚したキャサリンの旦那さんの妹へのDV
が、ごちゃ混ぜになって泣けてくる。(DVを受けてる本人からすると、泣ける、じゃ済まないけど。殺す、だよな。)
キャサリンの旦那さん、キャサリンのヒースクリフへの魂の愛に気づいてるって・・とか
妹さんの絶望とか
あれは一欠片の愛情もない、ただ騙すための偽りのキスだったのかっていう。
ヒースクリフはただキャサリンを、キャサリンも、結局はヒースクリフだけを、想うだけなのに、何がこうまで入り組んでしまったのかしらね・・・(一番はキャサリンの愛のない結婚なんだけど、それだけとも言えないし)(この時代、そもそも結婚に愛はないし)
様々、思います。
ってか、キャサリン父、なんでまたヒースクリフを引き取っちゃったのさ?(そもそもー!)
やっぱりガラスの仮面ネタをちょっとでもはさんだら、最後はこれで〆ないとね。
(テッパン)