日々のつれづれ

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ロミーとミッシェルの場合(Romy and Michele's High School Reunion)

ロミーとミッシェルの場合(Romy and Michele's High School Reunion)

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 ロミーとミッシェルの場合 - Wikipedia

ロサンゼルスでお気楽人生を満喫するロミーとミッシェルは『プリティ・ウーマン』が大好きな幼なじみでルームメイト。偶然、再会した同級生のヘザーからアリゾナ州トゥーソンで高校卒業10年目の同窓会に出ないのと聞かれる。彼女らは底意地の悪いクリスティとボーイフレンドのビリーに卒業パーティーで恥をかかされた事を思い出す。キャッシャーと無職という現在の境遇では同級生を見返せないという思いから、2週間で仕事と恋人を見つけようとヴェルサーチやお見合い番組の申込に行ったり奮闘するも、減量も失敗。
ロミーは同僚のラモンに借りたジャガーコンパーチブルにキャリアっぽいスーツで乗り込む。ガリ勉だったヘザーが新しい煙草の巻紙を発明して大成功したというので、誰でも知っていて誰も発明者を知らないもの、「ポスト・イット」の発明者ロミーとそのデザイナーのミッシェルを演じることに。道中、ライバル意識が燃え、口喧嘩して「同窓会では別行動よ」と絶交。同窓会で宿敵クリスティと取り巻きたちに遭遇したロミーはサクセス・ストーリーをでっち上げる。ミッシェルはリムジンで来たサンディと同乗。卒業後、最も変身した人に二人が選ばれ、70年後も喧嘩しているという夢を見る。来ないはずのヘザーが来て「考案者は3M社のアート・フライよ」と言い放ち、嘲笑される。ロミーを救ったのはミッシェルで、「昔のように楽しめばいいのよ」と、普段の派手なファッションに身を包み、「私たちのパーティーはこれからよ!」と反撃を開始。下品というクリスティに『ヴォーグ』の編集者となった同級生のリサが誉める。自家用ヘリでサンディが登場して、「どうしても手に入れられないものは君だよ、ミシェル」。ヘザーもカップルに。ビリーに言い寄られ、彼と結婚して幸せだというクリスティが悲惨な結婚生活ということも分かる。
6ヶ月後、2人はブティックを共同経営していた。

このウィキのあらすじ、最初に比べると最後がすごい端折ってる(笑)

気楽に見れるこの映画。凄い好きです。

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高校時代のミシェル(左)とロミー(右)。

ミシェルは背骨矯正ということで、何かしらの器具を装着しています。歯列矯正以外の矯正ってのを見たのは、これが初めて(笑)

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高校生活最後のプロムの夜、ロミーは少しいいなと思っていたビリーにダンスを1曲踊ってほしいと頼みますが、ビリーは意地悪クリスティのボーイフレンドで全くの能無しだったので、それをクリスティにいいように利用され、プロムに取りに越されてしまいました。

昔はそんなこんなあったけど、同窓会なんて楽しそうじゃん?出発!!f:id:ToukoFujinomiya:20180118144827j:plain

このジャガーのコンバーチブルは、ロミー(右)が同僚のラモンに借りたのですが、借りる時も品行方正な部分あり。

貸す際の条件に、ラモンはロミーを熱く凝視めながら「タダってわけじゃないだろ?何か見返りがないと・・・ニヤニヤ」となったのですが、結局、観てるこっちが「それでいいの?」という見返りで済んでました。結局はいいやつなのな、ラモン。

そして、出発するときに何度かエンストしても、その都度気持ちを持ち直すミシェル、いい人だなぁ。

途中で、二人はキャリアに化けるために黒のスーツにお着替え。

素のままだとまたクリスティご一行にバカにされるということで、キャリアな振りをして皆を見返すという戦略です。

お昼ご飯にはお馬鹿さ全開の「キャリアランチ」所望。(何それ)
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そんなの、言われたおばちゃんも困っちゃうよね。

 

さて。

同窓会の会場に着く前、二人は嘘キャリアの設定で諍いを起こしてしまいます。そのため、「会場についてから」は別行動ということに。

今ケンカしたんだったら車に乗ってるこの瞬間から別行動、にはならないところが二人のいい人さが出てます。

高校時代の意地悪Aチーム。(揃いも揃って3人とも妊婦)(っていう感じが、ひと昔前の女性のテンプレ的な人生を醸し出しています)
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嫌な感じがマンマンな、高校時代と相変わらずな上から目線のマウンティングぶり。
「妊婦ならもう少し厚着しろよ」、と思う私も立派なおばさん枠ですね。

うっかりとロミーとミシェルのニセ設定がバレてしまい(そもそもそんなに手の込んだ嘘ではなかったしね)、Aチームのみならず、みんなからも笑われてしまいます。とくにロミーがやり玉に。
でも、それをかばったのはケンカ中のミシェル。

あまりの屈辱に帰りたくなるロミーに、ミシェルは「高校時代のように、素直に楽しもうよ!」と提案。
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堅苦しいキャリアスーツではなく、自分たちが好きなキラキラ「イケてる」ドレスで乗り込みます。

楽しいのはその直後のダンスシーン。

何故さっき久しぶりに再会したばっかりの君たちが、こんな高度な振り付けで、さらに息が合うの? 
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観てて楽しい映画です。 

 

気になったのは取り残された感のあるラモンのコンバーチブル。

跡で誰かがちゃんと取りに行ってくれたよね?