日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

僕だけがいない街

僕だけがいない街

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先日、上司から三部けいさんの「僕だけがいない街」を借りました。

前回の「賭けグルイ」に続き、上司からの熱いご厚意で借りたのですが、最初は4巻まで貸してくれました。 

toukofujinomiya.hatenablog.com

 

私は小説も漫画も興味が向かないと全く読まない、というか手にも取りません。アニメ化だの映画化だのしても一切興味が沸かないばかりか、それによってかえって興味が削がれたりするアマノジャクぶり。(そもそも日本映画はほとんど観ません。もったいないとは思うんですけど。)

そんなわけで、なかなか新しいものに出会うことがない面倒くさい性格なのですが、無理矢理貸してくれる(笑)上司にはありがとうです。そんな機会がないと読まないですしね。

 

さて。
読み始めたときこそ、主人公の面倒くさい、他人との距離の置き方が「リアル自分」のようで見ていられず(笑)、しかもその特殊能力(本人曰く「リバイバル(再上映)」能力)の設定はありがちな1時間半程度の映画のようで「ちょっとどうだろうかな」と思いましたが、読み進めるうちに引き込まれてしまいました。

最初は4巻まで借りたのですが、夜ご飯を作る前にチラッと読み始めたら止まらない(笑)

 

そんなわけで、次の日に「とても面白くて引き込まれた」「家事が滞ってエライ迷惑した(笑)」という感想を上司に伝えたところ、早速9巻の外伝まで全部貸してくれました。

どんだけ素早い行動だか。

 

新たに借りた分も含めて何度も読んでいましたら(その度に家事が疎かになる)、下の子がそれを見かけて、「!!」となり。

下の子曰く、その作品に興味があったので映画を観るか漫画を読んでみたかったけど、周りには漫画を持っている人はいないし、そのうち時間を見つけてDVD(映画の方)を借りようかな、と思っていたものだったそうで。

今はテスト間近なので読めませんけど、一応上司に許可(?)を貰ってかなり長期間のれレンタルのOKを貰いましたので、かなり心ゆくまでリピートすると思います。

 

私は全く知らなかったど、コレ、有名なの?(知らん)

 

主人公の悟が、最初は人とのあらゆる関りにブレーキをかける性格だったのに、そこから、彼に起こった出来事に影響されて変化し、ついには自分の心に悔いがないように覚悟を決めて人と関わることにシフトし、そのうち、その「覚悟」の度合いが試されるようになり。

・・・。

 

私、そんなに人と関わるのが得意ではないというかハッキリ言うと苦手なので、どうしてもこの主人公と同じポジションになったときには、確実にしょぼくれる結果になるんじゃないかと思って落ち込みます・・・

もうちょっと思考回路が若々しいと、現状打破を思うのかもしれませんけど、もうどうにも無理っぽいしなぁ・・・

 

ま、悩むのは問題解決の入り口。落ち込むのは向上する一歩手前。ですかね。(どうだろうか)(猜疑心が強いな)

 

一応、本編(~8巻)と外伝(9巻)を貼っておきます。