日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

2018.7.6 今日の八甲田山

今日はf:id:ToukoFujinomiya:20180706160140p:plain判定でしたが、八甲田山に行ってきました。( Bは、「風または雨が強く、やや登山に適していません」という評価)(「やや」適していないということは、「やや」以外の部分では適しているという判断です(笑))

たまたま今日はお仕事がお休みで、連日の雨模様(台風が来たり梅雨前線がいろいろあったり)の天気の中でこの日だけがB判定日和。
他は全部C判定(登山には不適)で、来週もグズグズのお天気らしい。

とりあえず今日は行ってみて、雨が凄くて無理そうなら帰ろうかな、という感じ。(帰らなさそうだけど)

 

市街地を車で走るときにすでに雨がポツポツで、ちょっと不安でしたが、酸ヶ湯温泉に行ってみました。
・・・現地はそんなでもない。っていうか、雨は上がっちゃった?(途中はそれなりに降っていたけど)
さすが、山の天気は地表と違う!

 

ということで!酸ヶ湯温泉の仙人岱側の入り口をスタートです。雨がパラついてくるかもなので、スマホは厳重に保管です。(といいつつ、ジップロックに入れるのを忘れた・・・)

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小雨がパラつく中、私としては珍しくレインウエア(上)を着用です。下は歩くのに邪魔なのでとりあえずナシ。(準備はしてある)

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あれ?木道が新しくなってる。
他の場所も補修されているところがありました。ありがたいことです。(特にこんな雨模様だと)

雨は特に降っていませんが、山全体に薄く霧がかかっています。

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霧の風景は大好き。晴れていても当然好きなのだけど、霧がかかると風景が一層表情豊かに見えます。
ワクワクする―♪


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水滴がかかってて綺麗。

雨模様で花なんて特に見れないかな、と思っていたところに、こちらの美しい花々が。
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少し高い場所にあったのでこんなアングルですが、細かい花に水滴がついて綺麗でした。
雨だからこそですねー(^^)

 

地獄谷、こんな岩の配置だったっけ・・・?と、つい思ってしまうくらいの光景。
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あんまり意識して登っていないからわかんないけど・・・たぶんいつもとちょっと違うと思う。(台風の影響か)

 

葉と花についている水滴がホントに美しいのよ。
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雨の日じゃないと見れないねー

 

振り返るとこんな。雲が迫っています。
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若い葉が育ってる。かわいい。
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仙人岱につきましたが、全く前が見ません。いつもなら、この向こう側に小岳がくっきり見えるんですけどねぇ。濃い霧の中にいます。
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あれ?前回雪原の中で小岳への標識(柱)がみえないなと思っていたら、ちゃんとありました。前回は隠れてたのね。
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今回は天気があまりよくないので、小岳への寄り道はナシ。このまま大岳へ向かいます。

この時点で、かなり暑かった(登るスピードが速いので、すぐに暑くなりがち)ので既にレインウエアを脱いでしまっていて、そのため衣類がびっちょびちょに濡れています。

小岳への往復をすると、また笹の葉などから水滴攻撃をされるので、発散する素材のウエアを着用しているとはいえ、ちょっとしんどいかなぁ、と(笑)

無理をしないでおきます。

 

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前回は、このあたり一面雪原で、その上を歩いていましたが、今回は結構溶けています。あれからすでに15日以上経ってますから当然といえば当然ですけど。

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溶けかけの雪原を歩くのって、案外危ないのよね。
地表近くの雪はすでに溶けているけど、上から見るとまだ積もっているみたいなので、そこを歩いていきなりズボッと落ちたりして。前回は、別の場所でしたが、それで太ももまで埋まったんですよね、実は。
そんなわけで、端っこではなく丈夫そうなある程度内側を歩きます。

 

綺麗だなぁ。
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雨の日に花が見れるのは特に目の保養です。

大岳への登山道での若葉。先ほど撮った若葉よりももっと小さい。
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気温差があるから、育つ速さも違うんだね。

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道は急ですが、見上げると光が穏やかです。(曇り特有)

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前回、もしかすると残りの体力を気にし過ぎて全力で遊べなかったかもしれない、という反省(?)があったため、全力で登ります。(小岳に登らなかった分、体力もある)

心臓バクバク、息ゼイゼイしながら、鏡沼に到着。

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ここ、霧に佇むこの風景が好き。 幻想的だなぁ。

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角度を変えてパチリ。(何枚とっても同じだよ、と思いつつ)

途中のお社でお祈りをしてラストスパート。

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山頂に到着です。

当然、誰もいません。来る途中にも誰も会わなかった。
だよね、こんな天気だし。もし誰かと会えたらそれは山ガチ勢だよ。(ってことは、あれ?でも私はそんなに出歩けないから違うと思う)

 

大岳山頂で濃霧を確認後、風の勢いはいつもの大岳に比べると大したことはありませんでしたが、さすがに山頂でお昼ご飯にできなかったので、早々に下山し、井戸岳・赤倉岳方面へ行くことにしました。(体力もあるし)

井戸岳山頂の少し風よけができる岩場のところでおにぎりを食べました。
その時はちょうど風が弱くて、お昼ご飯にはいいタイミングでした(^^)

座った場所の近くにたまたま見つけた小さい花。
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苔の間にありました。小ささがわかるかなぁ?

 

おにぎりを食べ終わった後、歩き始めると風が強くなってきました。ホント、さっきはいいタイミングでご飯を食べたんだなぁ(笑)

ご飯を食べている間は当然体を動かしていないので、汗や水滴などで濡れた衣類が風にあたって体が冷えてきました。

さ。動くぞ。

ここからは霧が濃くなり、雨もパラつくこともあるので、スマホを取り出せません。(なにしろ防水対策をしていなかった・・・)

霧に浮かぶ素晴らしい風景は、目に焼き付けておきます。(基本的に忘れん坊だけどね)

 

登山道が濡れているので(ゲチャゲチャなので)、「ラン」はできないかな、と思っていましたが、ある程度は走れます。もちろん、足元に細心の注意が必要ですけど・・・

そんなわけでの赤倉岳からの下り道。普段は駆け降りるのが信条ですが、さすがに今日はいつものスピードは出せませんが、それでもいい調子で降りることができました。

 

ここまでで2組の団体さんと、男女ペア2組さんとすれ違いました。

団体さんの1組はガイドさん付き。ガイドさんがついていて、この天気で登山決行って、大丈夫なのかなぁ・・・?ま、私も登ってるからアレだけどさ。もう一組はお友達構成のおばさま方。(やたら明るい)
男女ペア2組は、どちらも海外の方々。きっと私でも海外に行って登山をする予定だったけど微妙な天気だったら、とりあえず登る選択だな、と思いました。

 

赤倉岳から八甲田ロープウェイ(田茂萢岳)までの途中に、毛無岱に抜ける「宮様コース」があります。ここ、別名表記「毛無(けなし)パラダイスライン」なのね。

全然パラダイスじゃないよー(笑)
だからか。たまに、どうしても不釣り合いな、気軽な装備の方々がこのルートを歩いているのを見ます。疲れて座り込んでいる人も見たことがあります。(ネット情報に騙された系だね)

ここ1、2年で、刈払いがされて見違えるように歩きやすくなりましたので、晴天が続いた日はパラダイスを名乗ってもいいかもしれないけど、こんな雨続きの日は基本的に泥濘です(笑)

ここを歩き・走ります。なにしろ、今回は泥濘を期待してきてますからね。(ワクワク)

途中で県の方々(?)か委託された業者の方々(?)かわかりませんが、作業服姿で休憩中の方々とすれ違いました。
何かを補修するのでしょうか。本当によろしくです。こんな天気に屋外でお仕事だなんて、お疲れ様です。
私は好きでこの泥んこ目当てに来ているので大丈夫ですけどね。

 

本日の定点観測。
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霧の中なので、あまり遠くまで見通せません。が、それはそれで、いいのです。山はいつ来ても素晴らしいです。

この写真を撮る際に、ちょっとスマホが濡れ気味(本体も私の手も)なので、スマホの操作性がおかしくなりました。そのため、ここからは残念ながら写真なしです。

 

上毛無と下毛無の木道を、タッタッター♪と気楽に走ります。
木道が濡れているので足元に気を使いながらですが、人がいないし、気楽に走れるのもいいですね。

たまに後ろを振り返っても、歩いたはずの山は霧の中に沈んでしまって見えず(笑)

 

 

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13時、酸ヶ湯温泉到着です。

 

約3時間20分の行程でした。今回は雨だし、もし小岳往復が入るとするとプラスだいたい40~50分くらいだから、このタイムはがんばったかもー

 

今日も楽しいトレイル(ラン)でした!面白かった!

お疲れさまー♪