日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

熊野三山と伊勢神宮巡り④

以前の日記はこちらに。

toukofujinomiya.hatenablog.com 

toukofujinomiya.hatenablog.com
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今日はこの熊野三山と伊勢神宮巡りの旅の最終日。
朝にはホテルを発つわけで、ぜひ早朝のお散歩がしたかった。できればホテル近くの外宮を散歩できれば最高。というわけで。
行ってきました。

ホテルの温泉に入ってサッパリして、身支度を整えて、出かけました。(ホント、温泉でよかったよ)

普通の旅行の際の朝の散歩では顔も洗わずにフラフラするのだけど。さすがに今回は憚られます・・。
身綺麗にしてから神様に会いに行こう。

ただ、冬なので朝といえどもまだ真っ暗・・・
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外宮の前の通り。

外宮の拝観は冬でも午前5時から可能ですが、さすがにこんなに真っ暗だと誰もいないだろう、と思っていたら、
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こんなに真っ暗なのに、いましたよ。
向こうから玉砂利がジャリジャリ音がするのは、若干怖い気がします。(でも、こんな神聖な場所に悪い人はいないと思う)

スマホのライトをつけながら、歩きます。

境内は当然ライトアップという観念がありませんが、要所要所に灯りがあります。
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それはそれで風情があるなぁ

外宮のすべての宮で帰りの報告と旅の安全の感謝をしました。
途中、関係の方がカギを開けてお社の中に入るところに出会いました。朝のお勤めでしょうか。
ここはただの観光地ではなく、今現在も祈りを捧げる神聖な場所なんだなぁという実感が湧きました。

帰るころにはすっかり明るくなっています。(外宮の前の通り)
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徒歩でホテルまで帰るのですが、途中、伊勢市駅前で神社を発見。ついでだからお参りしよう、と思ったら、昨日の夜に立ち寄った神社でした。

三重県神社庁教化委員会 » 世木神社
由緒ある神社のようで、帰る日にまた立ち寄れてよかったです。
f:id:ToukoFujinomiya:20181214194937j:plain写真は上記リンク先より

最終日にまわるのは、二見興玉神社。
伊勢市駅から2駅ほどで着きます。

当初、ここの駅のコインロッカーに荷物を預けて軽快に歩こう、という予定でしたが、駅は結構アッサリしているので、コインロッカーはありません。(何故だ!)

ネットで検索すると、少し歩いたところにある観光案内所がキーのようです。
各種サイトによると
 ①「観光案内所でコインロッカーがある場所を教えてもらった」
 ②「観光案内所で預かってくれた」
という2パターンがあるようです。

ということで、案内所にいるおじさまに、「すみません、コインロッカーを探していますが、近くにありませんか?」と聞いてみると、笑顔のおじさまが「ここでーす♪」とおっしゃってくれて。
ご厚意で預かってもらえることになりました。(システムがよくわからない)

もしかすると、預かってもらう気マンマンで言ったら断られる・・とか?
業務内容にないことを好意でやってるだけなのに、それを他者に強要されたらムッとするしな(>私なら)。
もしくは、私の母がおじさまの好みだったとかね(笑)
しかし、預かってもらえると本気で助かります。

おじ様に近辺の地図も頂き(観光案内所だからね!)、それに沿って歩いてみることにしました。

二見興玉神社にて。
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かえるちゃんがたくさんいます。
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奥にいるのは作業中のおじさま。
奥の3体のカエル氏、ちょっと見た目がグロテスクな感じ・・・(水の成分だろうけど)

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あれが夫婦岩ですか・・・(シングルの私にとっては、様々と感慨深いわー)

体の悪い所に当てて(さすって)から納めると、改善するご利益があるそうあです。
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二人して、膝とか足とか、旅行に欠かせない部分を最初に撫でていましたが、そのうち頭や顔など全身になってて、いったいどの部分にメインのご利益が欲しいのかわからなくなってしまいました(笑)

触られ過ぎてキラキラしてる(笑)
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通りで赤福のお団子(2個入)を手に入れました。
今まで、2個入りが売り切れてばかりだったので、赤福を食べるのを半分諦めていましたが。やったねー。
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散策の途中で購入した赤福は、駅での待ち時間に二人で食べました。
母にとってはすごい粘力のあるお団子だったようで(私はそんなに感じませんでしたが)、母が最初に食べた時にはなかなか楊枝では切れなくて、結局、幼児みたいにネチョネチョにさせて食べていました。
赤福なんだか、ただの近所のスーパーで買った団子なんだか、わからない状態で食べていました。
口をモゴモゴさせながら「美味しい」って言っていたので本人は満足なんだろうけど、見ているこっちは大爆笑です。無人駅に笑い声が響き渡る・・・(笑)

その他に、母が「塩羊羹が美味しいお店がある」とのことで、そこでお土産を買いました。そこのおじさまが、「縁起ものだよ」と、私と母にそれぞれ小さいかえるちゃんをくれました。
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今も私のお財布の中にあります。
お金が「かえる」んだとスゴイ良いんでしょうけど、それよりも、また伊勢市に「かえる」んだといいな。伊勢市で他にも見たいところがまだたくさんあるんだと知りましたから。きっと次に来た時には今回より楽しめる気がします。(しかし、来れるのか・・・)

観光案内で貰った地図によると、少し離れたところに御塩殿神社があるとのことでしたので、そちらの方にも行ってみることにしました。

御塩殿神社まではなかなか歩きます。
道は直線で複雑ではないのですが、途中で保育園やら学校やら沿いのあまりにも地元っぽい道路を歩くので、「ここでよかったっけ?」と不安になる感じ(笑)

御塩殿神社
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左の看板に「車馬を乗り入れること」「魚鳥を捕らえること」「竹木を伐ること」を禁止する旨が書かれています。
現代で馬を乗り入れることがあるのか・・・(その他はあるかもしれないけど)

あれ。神社っぽくない・・・?
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道は続きます。浜の方へ。
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これ、どっちに行っても何かに通じるので大丈夫。
浜の方は立ち入り禁止になっていました。神聖な塩場だからでしょぅね。

考えてみれば、伊勢神宮で使う塩を作るところだから、こういう感じで超納得。
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御塩汲入所と御塩焼所
こちらで塩を作ってるっぽい(看板がないからちょっとわからないけどそういう雰囲気)

なるほど。
なんかいいものを見た気がします。(気がするだけかい⇐自分につっこむ)

 

さて。二見を堪能してしまうと、もう帰るばかり。 
JRで名古屋まで向かいます。名古屋到着は午後2時過ぎ。

ここで腹ごしらえ。
青森には6時半過ぎに到着する予定なので、何か食べた方がいいのかも。
母は「どこでもいい」「なんでもいい」と人任せですが、実際はたぶんお腹が空いているから気が短かったのかな。本人は違うって言ってたけど。

ということで、近場のご飯屋さんに入りました。
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名古屋名物セットとビールを頂きました。
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残念ながら、私が頼んだ赤みそラガーはビールではなく発泡酒扱いでしたが。うーむ。
美味しかったよ。

お腹がいっぱいになって、少し早いですが空港に行くことにしました。

空港まではバスで。
この料金箱、両替のために1,000円札を入れると、空港までの料金(700円)を差し引いた300円が出る仕組み。
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そういうシステムって、全国標準なの?みんなそうなの?
私、ビックリしちゃって写真を撮っちゃったよ。(青森市では空港までのバス(JR)でそんなことはできない)
普通、1,000円札を入れたら100円・500円・10円の各金種の小銭がジャラジャラ出て、自分で料金分の小銭を指で数えて入れるんだとばかり・・・
目の前で繰り広げられるスマートな乗車は、近未来の風景なのか・・・

料金が一律だからできるんだと思うけど。ちょっとビックリ。

離陸します。
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なんと、青森空港までは条件付きの出発。現地では雪が降っているので、天候次第では名古屋に戻ることもあるのだそうです。

・・・雪が降ってるだけならサッサと除雪しろよ。と思う。(青森人は除雪に厳しい)
そもそも青森の山の中に空港を作ったからには、多少の雪でグダグダしてるんじゃねー!!雪なんか、毎日毎日毎日毎日降るんだ!!というのが本心です。(風が強いのはまた別だけどね)

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ま、どうなるかわからないので、チョコとお茶でまったりです。

その後、ホワイトインパルス(青森空港の除雪チームの名称)の除雪が30分押しという情報が入り、着陸もその後になりました。 
そのため、30分くらい上空でグルグルするそうで。
いろいろ言いたいことはあるけど(青森人は除雪に厳しいからね)、結果帰れるなら良し、です。

そのあとの着陸の際に、かなり機体が揺れまして、超絶乗り物酔いの私はもうグッタリです。(だからこの後写真はありません)

青森駅前に8時過ぎに到着。駅ビルで夜ご飯になるようなものを購入し(帰ったらビール飲むんだ、とグラグラ(乗り物酔い)する頭で思いました)、タクシーにて帰宅。

 

今回の旅行は本当にたくさんお参りしました。
一緒に連れてきてくれた母に感謝です。

もしできるなら、もう一度来れたらいいなぁと思います。