この記事の続きです。
toukofujinomiya.hatenablog.com
自宅に戻る際にお腹が空いているのに気づき、途中のスーパーで夜食と下の子が食べたいと言っていたヨーグルトやイチゴなどを買って帰宅しました。その夜食を食べながら、入院に必要なものを準備していました。
自宅に戻っても、なかなか寝付けません・・・。
その時に渡されていた入院診療計画書というものをちゃんと読んだのですが、下の子の病名は、「頭部外傷・頭部挫創、外傷性くも膜下出血」というものでした。
・・・くも膜下出血・・・って、あのよく聞く、ヤバい奴ですね・・・。
安静度として、「出血の増大と脳挫傷の出現がないことを確認できるまでは安静です」と記載されていました。
他の記載箇所も勘案すると、出血の増大と脳挫傷の心配がなくなったら、毎日の頭部CTもなくなり、すぐに退院になるような感じを受けました。
悪くならなかったら数日で帰ってこれそう(退院できそう)です。
次の日になってから、実家の母にも事情を説明しました。
本当は、超心配性の実家の母には言いたくなかったのですが、さすがに黙っているわけにもいきませんしね。
私の方はというと、警察の事故担当の方や相手方の保険担当さんとも話をするのは当然ですが、その他に、私の加入している保険で今回の医療費に使えるものがあるかどうかの内容確認や、個人賠償責任保険の担当さんにも連絡をしなければいけません。
私が加入してる自動車保険を調べてみると、車外での人身傷害はカバーしていませんでした。(車内のみ適用)
こういう機会でもないと、自分の保険の内容を確認することなんてないなぁ・・・と実感しました。
実は、あと2ヶ月ほどで自動車保険の更新時期になることもあり、加入している保険会社から更新のお知らせメールが届きました。(このタイミングで!!)
今回のことを教訓に、保険内容を見直しました。やはり、保険料をカットすることばかり考えるのではなく、何かあった時に力になってほしいですしね・・・。
入院準備用のかさばる荷物を持ちつつ、下の子の病室を訪ねます。母も一緒にお見舞いに行きました。
事前に下の子からの朝のLINEで「CTの結果、白い部分が少なくなってるね」と言われたと教えてもらっているので、危機的な心配はしていませんでしたが、実際に会ってみると、だからといってあまり調子がいいというわけではないようです。
話を聞いてみると、本人の自覚症状は頭痛とめまいが主なようです。
脳内出血で脳圧が上がるわけで、それは当然の症状かもしれませんが、あの状況で骨折や麻痺などがなく、外傷が数か所の擦り傷だけだったのは奇跡的なんじゃないかと思います。
その日は、ほとんど寝ているような状態の下の子と一緒に居ました。私は主に本を読んでいましたね。
次の日は月曜日で、どうしても丸一日は仕事を休めません。
4月以降の忙しさのため、私の仕事の引継ぎは誰にもしていませんでした。こんなことなら・・・と思いますが、こんなことでもないとなぁ(^^;)
落ち着いたら絶対に引き継いでもらおう。(決意)
毎日私の母に付き添ってもらうという選択肢もありましたが、症状が急変する可能性が高いわけではない気がしたのと、母が通うためにはバスしかないというのもあり、そこは看護師さん方にお任せすることにして、私だけ病院に通うことにしました。
職場の上司に説明をして、急ぎの仕事だけ片付けて、お休みをもらって病院に着いたのはお昼前でした。
下の子の様子は良くもなく悪くもなく。
・・・ということは、良いのか。
脳内の出血は止まっているっていうことだし。
下の子が言うには、本日はMRIも撮ったようです。
看護師さんは「次の日に担当の先生から説明してもらえる」とのことでしたので、もしかすると、退院になる可能性があります。
下の子の様子は前日とあまり変わりがありませんが、それは「悪くなっていない」ということですので、脳内の出血は止まり、徐々に良くなっていく前触れのような気がしています。
夕方近くになり帰ろうとしたら、突然副担(?)の先生と取り巻きの看護師さんがワラワラとやってきて、副担(?)の先生は電話で主担(?)の先生とやり取りをしつつ、私がまだ病室にいることを確認すると、賑やかに出ていきました。(嵐のよう?)
後でちゃんと聞いてみると、担当の先生は本日出張のため不在でしたが、下の子のMRIの様子が良さそうだという一報を聞いて、その日のうちに私に説明するために戻ってくるんだそうです。
いやー、そりゃまたご丁寧だなぁ
しばらく待っていると、担当の先生から説明がありました。
写真の説明をしてくれて、それをみるとCTとMRIの画像の違いにも驚きましたが(MRI画像は綺麗ですね)、脳内の出血についても確認できましたが、事故後に悪化している様子は見られないとのこと。
で、なんと「もう、今から退院しても構いませんよ。さすがに準備とかはまだだと思うので、今日は泊っていくとしても、明日以降、好きな時に帰ってもいいです。」とのこと。
この話を聞くと、早く帰りたがっていた下の子は喜んで、先生が「病院でお昼食べていく?」と聞くと「食べないで午前中に帰りたいです」と話をつけてしまいました(笑)
喜んでいた下の子ですが、病室に戻ってから普段優しく話してくれる看護師さんに「退院、決まってよかったね。具合は大丈夫?何でも言って?」と言われると「本当は頭が痛いんです・・・すごく」と正直に話し、今までそれを聞いたことがなかった看護師さんは(私も知りませんでした!)、慌てて、「今、頭痛薬を持ってくるね。退院の時にも処方してもらおうね。ちゃんと言ってね。吐き気はない?」と優しく聞いてくれました。
一緒に居たけど、頭痛がそんなにひどかったなんて知りませんでした・・・。そんなに辛かったならちゃんと言ってほしいよ・・・。
と言うと、「だって、このくらいの頭痛は当たり前なのかと思って。我慢しなきゃいけないのかと思って・・・(T_T)」
いや、我慢する頭痛にも限度があるでしょう・・・
その日は頭痛薬を飲み、多少は痛みもマシになったと思われたので、下の子を残して帰りました。
次の日も仕事があるので、最低限片づけたらすぐに行く、ということで。
続きます。
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