日々の幸せに感謝すること③

この記事の続きです。

toukofujinomiya.hatenablog.com

急に退院が決まりましたので、自宅での受け入れ準備をする必要があります。（大した準備でもないけど）

下の子は普段は2階の自室にいますが、ベッドは組み立て式の2階部分にあり、机はベッドの下にあります。
ベッドから降りるときにはしごを使い、1階に降りる際には階段も使います。机を使用しているとき、立ち上がる時に頭を打ったら心配です。めまいがして階段を踏み外す危険もあります。

そんなわけで、1階の和室に布団を敷き、そこで寝起きしてもらうことにしました。そこならトイレも近いしね。

その日は仕事に行き（毎日の仕事を早く引き継ぎたいけどその余裕もない）、みんなに事情を話し、早く帰りました。

退院手続きの諸々を済ませ、病院から自宅に戻るとき、下の子は足元がおぼつかないようで、支えがないとまっすぐに歩けませんでした。

下の子にとって、病室から自宅に移動するだけでかなりの負担だったようで、ちょっとお疲れ気味でした。

それでも、事故以来ずっと体を洗えていなかったので、少し休憩してから、シャワーをすることにしました。サポートが必要かなと思ったのですが、案外自分でできたようです。

ちゃんとシャワーはできたようなので、私は私で、買い物に出かけました。
下の子はまだ長時間座位が保てないので、自宅で快適に過ごすのに欠かせない（と思う）、座椅子を買ってきました。

とはいえ、退院当初は座っているよりも眠っていることの方が多い感じです。

そして、頭痛薬が欠かせません。薬が切れるとかなり強い頭痛があるので、薬が切れるのが怖いんだそうです。

「毎日頭痛薬が必要だなんて、これからどうしよう・・・（泣）」

「脳内に血がまだあって、それが脳みそを圧迫してるんだから、頭痛があっても当然だよ。でも、体の傷がそんなにぐんぐんグングン良くなってるんだから、脳内の血も、今はまだ圧迫されてるからキツイかもしれないけど、そのうち良くなるよ。それまでは、痛み止めでやり過ごしましょ。」と慰めました。

それに、下の子が休んでいるときに学校では大学受験に向けた講習が始まり、そのことも下の子の気持ちを挫きます。

「どうしよう。今までだって授業がないとついていけないのに、講習も出れない・・・政経だなんて、授業と講習を受けなかったら意味わかんなくなる・・・」

「今は体を直すためにゆっくりしなきゃいけない時期でしょ。無理して勉強しても、頭が痛くなるだけで勉強も身につかないでしょう。体を治す、それが一番大切。死んでたら受験もクソもないんだから、生きてることに感謝しなきゃ。政経のことは後から死に物狂いで頑張ってよ。でも、それは今じゃないよ。講習のプリントは、全部後でもらえるように先生に電話するよ。」

様々弱音を口にしますが、それも仕方ありません。時期が時期ですしね。（受験）

学校の先生にお願いして講習のプリントも自宅に（友達を経由して）届けてもらうようにしましたが、まだ勉強ができません。
友達から授業のノートは画像で送られてくるんだそうですが、まだ書き起こせません。

私自身も、今後下の子の頭痛やめまいがどのくらいとれるのか、わかりません。もしかすると、残るかもしれません。

それでも、日々少しずつ調子が良くなっているようです。

毎日基本的に寝ていますが、食事をするために起きるのは大丈夫とのことなので、お昼ご飯は自分で準備してもらうことにしました。（冷蔵庫におかずもご飯もあるので、自分で好きなものを取り出すだけです）

体調に合わせて、座椅子に座って本を読んだり、テレビを見ることもOKにしました。もちろん、長時間はダメですけど。

数日経つと頭痛も徐々に弱まって、頭痛薬がなくても過ごせる時間が増えてきました。我慢できる程度の頭痛なんだそうです。（嬉しい）

時折、ご飯を食べる際に「アゴがガキガキするんだよね・・・」と言っていて、ふと、（交通事故みたいなすごい衝撃があれば、絶対に体中が歪んでるはず）と感じました。
アゴ近辺の骨が歪んでいると頭痛がする確率が上がるの気がするし。

調子が良さそうな頃合いを見計らって整体の先生に診てもらった方がいいかもれしない・・・と思い、予約を入れることにしました。

交通事故のことなどを話して、全身を診てもらうと、かなりの歪みがあることが分かりました。なんと、頭蓋骨にも歪みがあって。（頭蓋骨、歪むんですってよ！）

アゴの骨はちゃんと収まるべき場所（？）に収まったらしく、「ガキガキしない」そうですし、さらに驚いたことに、施術後、車に戻る際にちゃんと一人でまっすぐに歩けたのです。

退院の時や今回の整体に通うときも車に乗り込む際に一人でちゃんと歩けず、入院していたから足元がおぼつかないのかと思っていたら、体の歪みが原因だったとは・・