下の子の受験についての学力的なことは、下の子にお任せしています。(っていうか、私ができることなんて何もない)
ということで、私ができるのは生活のサポートのみ。
日々の体調管理とお弁当作り、そして合格(仮定)してからの生活準備くらいです。
ということで、1月下旬に国立大学の前期・後期の願書を提出する大学が決まり、さっそくアパート探しを始めました。
最初こそ、合格発表後(3月上旬)にアパートを探しに行き、2、3日で物件を決めて契約してこなきゃいけないかも・・・きっと、あっという間にいい物件については売れていくんだろうなぁ・・・遠方からの進学は不利だなぁ・・・と覚悟を決めていました。
ダルマの目が入ってからアパートを探しても、なかなか難しいよ?
しかし、各大学の生協では「合格前仮予約可能物件」(名称は様々)を扱っている場合が多いとのこと。
もちろん、大学生協じゃなくても不動産屋さんによっては対応可能と思われます。
合格が決まらない今の時期でも、いい物件があれば、現地を確認する前に予約ができるだなんて・・・!
なんていい世の中!
予約する際には、
〇合格後は予約した部屋番号の部屋に入居する(合格後に契約)
〇合格しなかった場合のキャンセル料は無料
〇契約時に来店が難しい場合はIT重説の取り扱いあり
〇入居後に賃料が発生
〇すべての物件が予約可能ではない
などの条件がありました。
もちろん、これは私が予約したアパートについてのことですので、詳細は各大学生協または不動産会社に確認が必要です。
現地を見ずに予約し、合格したらそのまま契約・入居、というのは、ちょっと乱暴な気もしますが、遠方のために往復で飛行機に4回搭乗しなきゃいけないので、気軽に現地に行けません。
そのかわり、凄いじっくり検討しました。
探し方としては、大学生協のアパート検索に以下の条件
①合格前の予約が可能な物件
②最低限の条件(2階以上、バストイレ別、洗濯機は室内設置、エアコン付き)
で探すことにしました。
実は、下の子には①、②の他に
〇独立洗面所
〇暗証番号キーとTVモニターの併用
私としては①、②の他に
〇暗証番号キー以外のカギは必ず交換
〇TVモニターがあればなお良し
〇女性専用でなければせめて学生専用
が望ましかったのですが・・・
とりあえずは最低条件を検索です。
①、②の条件を満たす物件について、すべて印刷して、余白に物件についての長所・短所を書き出し、さらに航空写真とストリートビューを確認(印刷)しました。
家賃が何とかできる範囲で優先順位を決め、上位2ヶ所からのスーパーの位置を確認し、選びました。
知らない土地に、超のんびり屋さんの下の子を住まわせるので、気になるのは防犯面になります。
ストリートビューではアパートの位置、アパートの入り口の位置、自転車置き場の有無、隣近所の雰囲気を確認します。
ストリートビューは、アパートの裏側の道も確認します。
ストリートビューがない場合は、航空写真で立地の確認をします。
【私の中の個人的な減点ポイント】(現地を直接見れないので、かなりキツイ採点です)
〇基本的にストリートビューがない場合は、アパートの前は細い路地になっている可能性が大なので減点
〇袋小路の道は減点
〇アパートが大きい通りに面していても、実際の出入り口がストリートビューで確認できないくらい奥にある場合は減点
〇希望するアパートの隣に同じような大きさの建物(アパート)があり、入り口が手前にあっても、部屋が奥の方にあり、廊下が薄暗い(と考えられる)場合は減点
〇航空写真で、あまりにも緑に囲まれすぎる場合は減点(夜が心配)(虫も心配)
〇市のハザードマップで色がついているところは無理
かなり辛めの採点だと思いましたが、実はこれでも足りませんでした。
とある高台にある物件で、3階建てのアパートの3階について、条件面でもなかなかいいし、航空写真を見ても豪雨で地盤が緩むまではいかない気がするな・・・と考えていたら、ストリートビューで裏側の道を確認してみると、見事に裏の道とアパートの3階が同じ高さでビックリしました。
3階に住んでいる人が玄関から出入りしているところが、裏を通る人の目線に入るだなんて・・・!
こんなことがあるので、本当は、様々、見た方がいいんですねぇ・・
実はこの作業の間にも、どんどん物件は決まっているらしく、一度印刷したものが次に検索すると出てこない、ということもありました。
さすが。
みんな考えてることが同じだわ。
土日のうちに候補になった2ヶ所について問い合わせをすると、月曜日の午前中に下の子のメール宛に返信がありました。(私は仕事中だったので、その画面をLINEで送ってもらいました)
1か所目は「前期受験者は合格前予約はできない物件です」というお返事でした。(どういうこと?)
そして、残りの1か所はすでに予約が入っているとのこと。
仕事中だったのですが気になってしまい、1件目の詳細について、大学生協の担当者さんに直接電話をして確認しました。(念のための確認)
1件目の物件は、合格前予約可能物件ですが、推薦・AO入試用の物件ということで、前期受験者は対象じゃないみたいです。(システムではそういう細かい表記はできないらしい)
聞いてみなきゃわからないものですよね・・・
残念ながら最初から仕切り直しか・とガッカリしていたら、担当の方から、「実は2件目の物件について、追加のメールを差し上げておりました。キャンセルが出たのですが、ご予約を希望される場合のことを考えて、今システムで保留の扱いにしていました。」とのこと!(下の子がメールを見ていなかった)
なんと・・・こんなにラッキーなことなんてあるんでしょうか・・・!
「ただ、現在、大家さんに予約者が変更になっても構わないかどうかの確認をしていて、まだ返事が来ていないのですが、もし了解をいただければ、予約を受け付けいたします」
とのこと。
おお!聞いてみるもんだなぁ!!
その時は、大家さんからの良い返事があったら、下の子のメール宛に再度連絡をいただくことにして電話を置きましたが、よく考えてみると、大家さんがオッケーならこっちもオッケーなわけで。大家さんがダメならダメなわけで。
待ってる時間がもったいない。(下の子はこの手のメールのやり取りは全くできないし)(経験値がない)
次の日、さっそく大家さんの許可が下り次第お願いする旨のメールを返信すると、ちょうど大学生協の担当さんあてに大家さんからお返事が来たらしく、話がまとまりました。
え?いきなり話がまとまったよ!?
上手くいったら、新生活が待ってるっぽい。
後は、合格するばかりですか・・・(どうなるんだ・・・)
あと、「ⅠT重説」というものが、具体的に何をするかがよくわからないので、ちょっと勉強しておきます。(この勉強、役に立つかどうかわからないけど・・・(^^;))
確か、大学生協に説明があったから、読んでみようっと。
ちなみに、この話がまとまってから、改めて同じ条件で検索してみると、すでに何件か検索から外れていました。
きっと、各方面からの問い合わせがあるんでしょう。
大学受験で遠方を希望する場合(遠方じゃなくても)、合格前予約可能物件を検討してみてもいいかもしれません。