日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

トレーシー・メソッドに興味津々。

ということでの、トレーシー・メソッド。
一番最初のやつです。
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※中古で買ったので、もっとずっと、抜群にお安かったよ。

私がエクササイズを始めてしばらくの頃、トレーシーが流行っていました。(このDVDは2009年発売)

『マドンナ、グウィネス・パルトロウのパーソナルトレーナーとして有名になり、昨年全米、イギリスでDVDが発売されるや話題沸騰。彼女のエクササイズは、今までの筋トレとは一線を画し、ダンスの動きをベースに流れる動きの中で補助筋を鍛え、しなやかな女性らしいカラダを目指すもの。
誰でも、美しいダンサータイプの身体を手に入れることができるエクササイズの決定版。』

「流れる動きの中で補助筋を鍛え、しなやかな女性らしいカラダを目指す」っていうのは、ご本人曰く、大きい筋肉の次に、小さい筋肉(=アクセサリーマッスル)をギュッと引き締めて結果として体全体を引き締める、という従来にない形のワークアウト(=トレーシーメソッド)のことです。

 

具体的には、何をどうするワークアウトなんだろう・・・?って気になるじゃないですか。

物凄く気にはなっていましたが、何枚もDVDを買ってもちゃんと活用できないと意味がないと思い、当時はそのままになっていました。

数年後、結局買うことになってみるだなんて、思ってもいなかったので驚きですよ。

 

トレーシー(右)は背が小さい(152㎝)ので、グウィネス・パルトロウとはこの差。なんか、どっちも可愛いなー
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で、とうとう買ってみました。

「トレーシーメソッド」というものが、ようやく明らかになります。
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メニューを見る限りでは、脚(立った姿勢)2種類、腹筋(立った姿勢)、腕2種類、脚(マット)、腹筋(マット)、と、上半身下半身がバランスよく入っていそうなメニューです。

 

さっそくやってみました!(ドキドキです!)

 

全体として、体の動きについての解説はありません。

画面を見ながらならトレーシーと同じような動きはできますが、画面が見られないときは、掛け声がないので、気が付いたら次の動きをしていたりします。本当にやりにくいったらありゃしないです。

「慣れればいい」という声もありますが、慣れるまではずっと画面を注視することになるので、変な姿勢になります。

 

椅子を使ったエクササイズは、ドタドタすることなく脚全体のエクササイズをすることができるという点で、マンション・アパート住まいの人にとってはありがたいかも。
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個人的には、このDVDを通して、トレーシーの腹が案外目立っているのが気になったけどね・・・
ウエアのデザインのせいかな?(と思うことにします)

 

立った姿勢で腹筋のエクササイズは、リズムに乗りながら腹筋を中心とする様々な動きを通して腹筋を鍛えるものです。
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しかし、画面ではトレーシーを正面を捉えた映像が多いので、トレーシーがリズミカルに斜めの動き、後ろの方に傾ける動きなどするときは、とっさにはわかりづらいです。
しかも、動きの解説もせず、カウントもせず、次に何をするのかわからない状態で、ノリノリのトレーシーの動きを追いかけたくても、なかなか同じ動きは難しい。
いや、本当にこれは難しい。
っていうことは、「慣れれば」良いエクササイズだとは思います。(慣れるまでは最悪)

 

立った姿勢での腕のエクササイズは、なかなか良いです。
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強度的にはバレエビューティフルのスワンアームより軽い印象があります。
(なんか、ここまで書いてくると、紹介文に自分の意地悪さが滲んでいる気がします。本当に感じたことだから仕方ないんだけどさ)

 

ダンベルを使った腕のエクササイズでは、「3ポンド(1.4kg弱)以上のウエイトを使わないで!」と念押ししています。

3ポンド以上のウエイトでエクササイズをすると筋肉がつき過ぎるということですが、少し頑張っただけでもムッキリしてしまう特異な女性はいるかもしれませんが、大方の女性の腕が1.5kg程度のウエイトで筋肉がムキムキムッチリになるのか?という疑問はあります。

が、そもそも運動をし慣れていない方であれば最初から3ポンド以上のウエイトは使わないと思いますので、心配しなくてもいいのかな、と思います。
運動に慣れている人なら、トレーシーに何をどう言われても、自分で判断してウエイトのチョイスくらいはできそうな気がしますね。

 

マットを使った脚のエクササイズでは、ウエイトなしだと軽く感じました。
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ちなみに、私の脚の強度としては、クローディア・シファーの下半身編とビリーズブートキャンプの下半身パートでは基本的に1.5kgのウエイトを両足につけています。(ビリーバンドは使っていません)
バレエ・ビューティフルのターゲットでは、自重でフルフルしてしまう程度す。


マットを使った腹筋のエクササイズでは、必ず首をサポートするために両手もしくは片手で支えるようなっているので、首と腹筋が弱い人でもやりやすいと思います。(>私)

 

 

個人的な意見としては、このDVDを初見でトレーシーと同じ動きをできる人は、トレーシーが意図する体の動きの解説、カウント、説明等が皆無なので無理だと思います。
そもそも、説明がないために、似た動きをしていてもそれがトレーシーの意図する動きなのか確信が持てません。

また、体の動きの説明、カウントがないという同じ理由で、画面から目を離してエクササイズすることは、慣れなければ難しいです。
そのため、動きを追うために画面を見なければならず、そのために偏った姿勢になりがちですし、動きが遅くなったりする不具合があると思われます。

そして、それぞれの動きの負荷が比較的軽く感じる、という点では、エクササイズ初心者はともかく、比較的動き慣れている中級以上の人にとっては物足りなく感じることもあるかもしれません。

 

DVDを実践してみるまでは、今までのエクササイズとは違うアプローチのエクササイズをやってみたい!とか、アクセサリーマッスル(補助筋)を十分に動かした結果、自分の体がどう変わるのか知りたい!とか、思っていましたが、実際にやってみてもたいして実感できませんでしたし(筋肉痛にもなりませんし)ね・・・

「慣れればいい」と思うところもありますが、逆に「慣れるまでどうするよ?ヘッポコダンスみたいな動きで効率悪いだろうよ」という気持ちもありますので、それは実際にやってみて、各自判断するところかもしれません。

 

ここまでコテンパンに書いていますが、トレーシーのエクササイズは楽しいです。(本当)

負荷は軽めだし、リズミカルだし、今まで運動をしたことがなかった人なら、これをきっかけにエクササイズを習慣にしやすい気がします。

おまけに、トレーシーは可愛いし。
そういう意味では、良いのかもなー。

 

うーん、別のトレーシーのDVDに興味があるかと言われれば、どうだろう、よっぽど気が向かないと買わないかもしれません。 

この際、モムチャンにも興味が向いていますが、どうしよう。

 

▼▼続きです。 

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