日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

自分が自分であることの公的な証明

先日、お客様に本人であることを確認するために運転免許証の提示を求めました。(他の物でも構いませんが、ご本人が運転免許証って言ったからね)
すると、お客様は免許証を車に置きっぱなしにしている方のようで、車に取りに戻られました。
単に忘れたので取りに行けばそれで済みます。

そのお客様が用事を済ませて帰った後、上司は「前に財布を落とした人が来た時、本人の証明が何もできなくて、結局帰ってもらったことがあったよ」と言いました。

その方は、お財布の中に運転免許証、保険証、クレジットカードなど、何もかも入れた状態で落としたんだそうです。

超重要情報が丸々入ったお財布を落とす・・・恐ろしい・・・

私、前に家のカギを落として交番に行った時、身分証明ということで運転免許証を提示し、そしてカギを取り戻すのに実家に預けているカギ(バスを乗り継いで借りに行った)を見せて、同じ番号だからということで受け取れました。
もし、それらが何もなくて、「それ私のです!」と主張しても、信じてくれないのですよ。

例え、相手の方が心情として信じてくれたとしても、業務上は証明がないとムリ、というか。

本人を確認するためのものって、結構ハードルが高いですね。(参考:日本郵便)
www.post.japanpost.jp

1つだけ持っていればOK(日本人の場合)
 ・パスポート
 ・免許証等(運転免許証など)
 ・マイナンバーカード
 ・官公庁、独立行政法人、特殊法人または地方独立行政法人がその職員に対して発行した身分証明書で写真付きのもの

どれか2つ持っていればOK
 ・各種保険証
 ・国民年金手帳
 ・基礎年金番号通知書
 ・年金手帳
 ・国民年金、厚生年金保険または船員保険に係る年金証書
 ・共済年金または恩給等の証書
 ・運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限ります。)
 ・学生証、会社の身分証明書または公の機関が発行した資格証明書で写真付きのもの(療育手帳、身体障がい者手帳等)

そういえば、下の子が浪人生活をしているとき、身分証明証としてマイナンバーカードが活躍しました。
通常、保険証と学生証(顔写真付)の2つセットで身分の証明になるのですが、彼女は自宅浪人だったので学生証はありません。
高校の頃にマイナンバーカードを申請しててよかったと思いましたね。(ストレートに大学生になってれば困らなかったのですが、それは、人生様々だし)

上司は運転免許証は車に置き、保険証は病院に行くときだけ使い、お財布にはクレジットカードと現金くらいしか入れていないそうです。
「財布に全部入れるのって、あり得ないよね?」と言ってました。

 

私は・・・全部お財布の中です・・・

 

現金はもちろんのこと、運転免許証、マイナンバーカード、クレジットカード、キャッシュカード、保険証、よく行く病院の診察券。
さらに各種暗証番号4桁を忘れがちなのでメモまで入ってるし、子供たちの誕生日や本籍をメモした紙も入っています。

これは、お財布を落としたら一発でアウトな状態。さらに個人情報管理的に非常にマズイ。と、その時に初めて気づきました。

さっそく、本籍と子供の誕生日と暗証番号のメモはスマホのメモに移し替えました。
緊急的に病院に行くことはほとんどないので、保険証と診察券も自宅に置きました。
キャッシュカードは普段使わないので、通帳と一緒に保管することにしました。
マイナンバーカードは証明書や住民票をコンビニで取る時にしか使わないので自宅に置きました。

お財布がずいぶん軽くなった気がします。

これで、お財布を落としても、私を証明するもの(マイナンバーカード)は別の場所にあるし、暗証番号のメモも破棄した(スマホに移した)ので、カード類はとりあえず各カード会社に連絡する時間くらいは無事でしょう。

お財布を落とす前に気づいてよかったです・・・

っていうか、今までが気づかな過ぎでしたね。
危なかったわ。

これでお財布を落としても安心です。(落とす前提)