日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

今季初の八甲田山(2018.6.19)

昨日は今季初の八甲田山トレイルランに行ってきました。
ランっても、そんなに山を走り回れないので、下りとか平坦な道だけですけどね。

楽しみにしていたので、ワクワクです!!

 

今回もいつものルートで行ってみたいと思います。

私は ①往復で同じ道はあまり好きじゃない ②家庭の都合で近場に限る ため、いつも八甲田山にきています。
当然他の山も興味がありますが、遠い場所だと家のことが出来なくなるもんで。だから、八甲田山が一番いいのです。

そして、いつものルートとは「酸ヶ湯温泉~仙人岱(せんにんたい)~小岳往復~大岳~井戸岳~赤倉岳~(宮様コース経由)~上毛無岱(かみけなしたい)~下毛無岱(しもけなしたい)~酸ヶ湯温泉」のぐるりと回るコースのことです

さて。去年は6/29に初トレイルランでした。(日々つれづれ。 (今季初の八甲田山へ)
今年はちょっと早かったね。

 

酸ヶ湯温泉の仙人岱側の入り口です。
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ここからスタート。

市内を出た時には曇り空でしたが、途中で雲を抜けたらしく、酸ヶ湯付近に着くころにはとてもいいお天気でした。
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日差しが眩しい!
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今日は何度日焼け止めを塗り直したことか(笑)
最後には顔がジャリジャリした感がありましたね。


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ここは毎年こんな感じで枯れています。
火山性ガスに気を付けて云々の看板は近くにありますが(酸ヶ湯温泉付近は硫黄の匂いがするし)、これ、ガスじゃなくて土壌が生物の育成に適さないのかな?(よくわかりません)

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右上は山桜かしら。(基本的に花の名前はわかりません)

 

前の方でおばちゃん達の賑やかな話し声がするけど、全く追い越さないな?と思っていたら、道の途中の藪からガサガサとおばちゃん二人が出てきてびっくりしました。
話し声がしていたから心の準備ができていますが、そうじゃないならクマかと思うところですよ(笑)

 

登山道に雪が残っています。
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まだ6月だし、去年より来るのが早かったから、ここにもまだ残ってるのね。
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このくらいだと、普通の登山靴(私はトレイルラン用)でも全然ヘイチャラだと思います。
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水の音が涼しげです。
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この先に仙人岱があります。
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正面に見える小岳(こだけ)に行きます。
小岳の見晴らしは最高だよー
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残念ながら、水飲み場は使えないようです。水位が低すぎますね。

 

小岳への分岐点が見つからず、うっかり大岳にそのまま登るところでした。危ない。
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少し戻るとそれっぽい道が見えます。
普段は分岐には柱(標識)があるのですが、雪のために倒れたか何かしたのかもしれませんね。

 

道の上に倒木が覆いかぶさっています。
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とはいえ、左にある隙間をくぐれます。大丈夫。

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左下の葉についている白いつぶつぶ(見えます?)、何だろう。水滴じゃないのよ。
行程全般で、グローブやタイツ(両方黒)にも同じようなつぶつぶがついていて。もしかしたら花粉かな?とも思ったのですが。

 

分岐から20分ほどで山頂に到着。
正面に見えるのは高田大岳です。
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あんまり行かない山なのよね。行きたいのだけど。
何しろ、小岳までの往復くらいだと時間的に30~40分程度なので気にしないのですが、高田大岳までの往復だと、時間もそれなりにかかるし、同じ道が好きではないので、ちょっぴり億劫になるんですよ。本当は私の体力が最後まで持たないっていうのもあるんですけどね。
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南八甲田を一望。素晴らしい眺め!
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手前が大岳、右奥にあるのが井戸岳(大岳の次に行くつもり)です。
大岳と井戸岳の上には雲がかかっていますねー

 

大岳への道は雪が残っています。
毎年ここは残っていますが、今年は来るのが早かったのもあるのでかなり多いなぁ。
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雪原を普通の靴で登るのって、面倒なのよね。といいつつ、足を逆ハの字にしながらガンガン上ります。
こういう時は「小中でスキー授業があってよかった」と思います(笑)

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そこを抜けてもまだ雪が残ってる。


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それでもやっぱり春ですね。

鏡池、今日も綺麗です。
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大岳山頂に到着です。
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小岳往復を入れても2時間20分くらいで着きました。去年と比べるとちょっと遅いけど、まぁ、競争じゃないしね。目安ですよ。


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雲がかかっているのは高田大岳。手前右は小岳です。
ここから見ると曇の後ろにあるみたい。ということは、ここが曇ってるからだね。
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残念ながら青森市街は見えません。
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これから行く井戸岳付近は雲の中のようです。(わくわく)

 

さて。下山です。
大岳から毛無岱(けなしたい)方面へは少し降りにくい階段(っぽい)ところを通ります。木で補強(というの?)されている階段ですが、細かい砂や小石などで足元が安定しないからです。特に下りは気をつけなきゃ滑る感じ?

でも、そこより楽しかったのは、ここ。
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下り坂になっています。これね、この写真の印象よりも結構急なのよね。

ここを登る人たちは結構大変そうでした。
こういう時にはストック(ポール)があると便利ですね。
雪原に関していえば、登るのはここより仙人岱側の雪原の方が、距離は少し長いけど角度が緩やかだからまだ登りやすいかもしれません。

私はズササササーと横向きになりながら垂直に滑り降りました。(ラク)

 

下まで降りたら井戸岳・赤倉岳の分岐をまた登ります。

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途中で振り返ると、先ほど滑り降りた雪原(右側の人影がある方)が見えました。結構な距離だな。

 

井戸岳はまだそんなに曇ってはいませんでしたが、その向こうの赤倉岳は、雲の中でした。

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お社がシルエットになってる。(ちょっと素敵)
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雲の中です。
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風が右側から左側に向かって吹いているので、右側にモヤモヤが溜まっています。
幻想的だなぁ

 

フンフン♪と気分よく歩いていると、赤倉岳の降り口に着きました。
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下が全然見えません。(写真だとうまく撮れないな)
とはいえ、雲に包まれていても足元は普通に見えるので気にしない。

ここはリズミカルに降りる場所です。(そして私が一番大好きな場所)
かなり長い。

 

下り終わる頃には雲からすっかり抜けて、陽が差してきました。
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正面には田茂萢岳(たもやちだけ)が見えます。
八甲田ロープウェイの山頂公園駅や田茂萢岳をぐるりと回れるコースもあります。

 

田茂萢岳には寄らず、ここから宮様コースと呼ばれる登山道を通って毛無岱に抜けます。
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ここの道は以前はワイルドな感じでしたが、最近は刈払いもされて、広くて日当たりが良くなりました。

 

でも今はまだ雪が残っているので、この道に慣れていないと避けた方がいいかもしれません。
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階段が崩れている程度だと、そこに道があるのがわかる(=その道は登山道で間違いない)のですが、
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雪の残り方で、その先の候補として3か所くらいに行けそうな雰囲気のところもありました。

もし通るときは気を付けてね。

 

上毛無岱(かみけなしたい)に抜けましたー。
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ワタスゲ(フワフワのやつ)はもうちょっとしたらもっとたくさんになるかな。

上毛無と下毛無の間の階段から。
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定点観測です。新緑です(^^)

 

草原の中をゆっくり走りながら・眺めながら。
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お花の写真は主にスマートフォンで編集しているので、たまに同じ写真が使われていたりしますが、気にしないでー(小さいと見えにくいのよ)

 

トレイルラン、といっても、走るパートでは軽いジョギング程度の早さでしかありませんが、帰り道で足が疲れていたためか、転んでしまいました。
両ひざと両手はタイツとグローブでカバーできたので軽い打撲で済みましたが、顔まで擦っちゃって。
あーあ、失敗(^^;)
転ぶことは珍しくありませんが、顔は傷が目立つからなぁ。もっと気をつけなきゃ。


途中にあるご神体(?)
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の、上になにやらお供え物がありました。
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お賽銭と細竹。
わかる。山菜取りの最中に遭難したくないよね。
途中で藪から出てきたおばちゃん達にも会ったし、結構山菜取りに入っているんでしょうね。

 

午後1時半くらいに酸ヶ湯温泉の毛無岱方面の出入り口に到着しました。
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今回は4時間半程度でぐるりと回れました。

去年の最初の頃よりタイムは落ちていますが、まぁ、気にしない。(去年は小岳往復がなくて3時間半くらいでしたので、やっぱりちょっと遅め)

 

今日は晴れと雲の中の景色を楽しめました。転んで少しびっくりしたけど、ケガもたいしたことはなかったし。

 

きっと明日は筋肉痛だから、 治ったら、また遊びにこようっと。