日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

2019.8.5 今日の八甲田山

とうとう、今年最初の八甲田山にきました!

6月に下の子が交通事故に合ってからずっと体調がすぐれず、もし私が山と遊んでいるときに学校から呼び出しがあっても電波が届かない所にいるとか3時間したら着きますというお返事しかできないのは、親としてダメダメだろうと思い、今まで行かずにいました。(超遠慮)

でも最近の彼女はかなり回復した感じです。先日は仙台に検定試験を受けるために1泊したくらいですから!(そして挫折(笑)←笑っちゃダメ)

 

ということで、今日はワクワクで行ってきましたー

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山に入るときには上の子も含めたLINEグループに予定ルートを写真を報告しています。

一応、遭難対策です。
ネットで検索しても登山届の届け出システムがよくわからないんですよ。ということで、何かあった時のために子供たちに予定ルートと写真を送ってるというわけ。

とはいえ、八甲田山は結構登山道が整備されているので、迷うことってあんまりないんですけどね。

さて。そんな中の最初の一枚。
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誰かの手袋(笑)
これ、取りに来る人はあまりいないタイプのやつですね・・・(このメーカー知ってる)

さて酸ヶ湯温泉から仙人岱への登山道です。
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天気良いです。

そして、久しぶりの山歩きなのですぐに体力が消耗されます。
おまけに暑いだろうとリュックに水分を2.5L入れてますので、荷物は結構重いのです。

こんな感じで大丈夫なんだろうか・・・私。(不安)

 

ここ、毎年来てもいつも真っ白です。
今年も白かったですね。(火山ガスの影響かなぁ)
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八甲田山は活火山ですので、窪地などの火山性ガスが滞留する場所で事故はありますけど、こういうだだっ広い場所でそういうのってないと思うので、比較的気楽に通れます。

途中で休憩を入れて水分を取りつつ、写真を撮りつつ。
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この木、ずっと枯れ木だったんですけど、今年見たら朽ち果てぶりがとんでもないです。
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真ん中の洞(ウロ)から向こうがみえてます。(この写真で見えるかなぁ?)
誰か(何か)がガシガシ掘ったんだろうか・・・(熊・・?)

地獄谷付近でカラフルな一行を追い抜きました。
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それまで誰とも行き会わなかったので、ちょっと拍子抜けしていたんですけど、山に人がいてちょっと良かったかな。

 

仙人岱に出ました。

一番最初に目に飛び込んでくるのは小岳です。
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あの山に行きます。
今回は今年に入ってから初回の登山ということもあり、小岳から先の高田大岳には行かず、そのまま引き返して大岳に登る予定です。

体力的に心配だしね。とはいえ、ここ数日の晴天を考えると、高田大岳への道も魅力的。道がいいと思うんだよね・・・という誘惑はおいといて。(我慢)


さ。分岐点に到着です。
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いつもなら1時間もしないで往復できそうですが、今の体力ではどうなんでしょ。
無理せずに行ってきたいと思います。

私が初めて八甲田山の登山に来たのは、下の子が小3、上の子が小6の9年前(!!)。その時は本当に歩くだけでゼイゼイでしたが、それから体力をつけて、少しは早く登れるようになり、少なくとも下りでは走れるようになり、今に至るのですが。
やはり、年齢を重ねると「去年と同じように」できなくなることは必然ですね。
自分から老け込むつもりはありませんが、今までの体力(感覚)を過信しないようにしなきゃなー、と思います。

お、登山道をふさぐように大木が倒れています。って、去年もでしたね。そして今年もですね。いいんです。くぐりますから。
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と、思ったら、今年は横に道がありました。
整備したんでしょうか?個人的には横道は別になくても困らないのだけど。
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そんなこんなで、小岳山頂へたどり着きました。

道が整備されて、なんか、ヨソイキみたい・・・
より野性味がある登山道を求めるなら、高田大岳に行くしかないのかもしれません(笑)
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この「小岳山頂」「1478m」の木札、いろいろ場所移動してる?(笑)
前は違う石が積まれた場所にあった気がするけど・・・気のせいかなー

余談ですが、日本人って、石を積むのが好きですよね。(単なる感想)

小岳から望む大岳(と右手には井戸岳)は晴れていて見やすいですね。
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お、向こうにはまだ残雪があります。8月なのに!!

スラリとした高田大岳がみえます。が、さすがに今回はパス。
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次に行けるときに行きますので、その際はよろしく。

ここでちょっと休憩。
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珍しく誰も来ないので、おにぎり休憩です。

そもそも小岳は大岳に比べるとあまり人がいないのですが、登山を愛する人の間ではなかなか有名で、ここからの眺めは最高。そんなわけで、普段もチリポリと人がいるんですけどね。

今は祭りシーズンなので、日中は山に来る人が少ないんでしょうか。(そういえば、登るときにもあまり人を追い越さなかったなー)

少し休憩してから出発です。

大岳への分岐点に到着。
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小岳への往復は休憩も含めて40分。なかなかいいタイムですね。


初夏ならでは。緑が敷き詰められています。
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もうそろそろ山頂かな?という頃、ガレバに到着。
向こうに見えるのは、先ほど登った小岳。(奥は高田大岳)
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あそこまで歩いたのかーという感慨。

鏡沼
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大岳の手前にある祠。
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ここで必ずお参りをします。
毎年ここまで来れた感謝と、願うのは家族の健康と平安、そして世界平和です(ガチ)。

例えばこんな感じ。
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大岳到着です!!
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ここから青森市街は曇っていて見えませんでした。そして岩木山方面もちょっと見えず。残念。

手前は小岳、真ん中は高田大岳、奥は雛岳(かな?)
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休憩が終われば、井戸岳方面に行きます!
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ここでもちょっとおにぎり休憩②。
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休憩が終われば、サクサクと下山。とはいえ、ジャリ道には要注意。滑りますからね。

分岐点に到着しました。
向こう側(井戸岳へ)に行きます。
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こちらの方も残雪がありますね。
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井戸岳のくぼみにも残雪があります。
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お花も可愛い。
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さ。赤倉だけで最後の休憩タイム③です。
いつもお昼ご飯を食べるならココ、と決めている場所なのです。f:id:ToukoFujinomiya:20190805160009j:image
向こう側に井戸岳、さらに向こうに大岳が見えます。(良い景色!!)

休憩終わってから赤倉岳の端っこを目指して進むと、幻想的な景色が広がりました。
ちょうど右側(陸奥湾側)から雲が流れてきて、赤倉岳を境にしています。
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反対側から見るとこんな。
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クッキリハッキリだ!!(楽しい)

 

赤倉岳からの下りは、気持ちをしっかり持たないと危ない。なぜなら、私はここから駆け降りるのが大好きだから。(転んだらひとたまりもないでしょ)

ここまで来るまでに結構足にきてますが(笑)、そんなのお構いなしです。このために山に登ってるようなもんですから。

靴ひもを結びなおして駆け降ります。

 

さて、分岐点に到着です。
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普段はよっぽどじゃないと歩きやすい道にならない、通称「宮様コース」ですが、今回はどうなんでしょうか。

と思ったら、めっちゃ乾いてて歩きやすかったし、道幅は広いし、どうしたんでしょうか。(整備のおかげですね)

歩きやすい≒走れる、ということで、登り以外は走ってみました。
なにしろ、トレイルラン大好きだし。
そしたら、本気で足に疲労が・・・(笑)

じゃぁ休めよ、と自分でも思うのですが、山に来るとクッタクタになるまで遊びたいようで、結局走ってました。

毛無岱の分岐点に到着です。
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ここからは、湿原のお花畑を鑑賞しながら歩こう、と思ったのですが、木道がいい感じなので、結局トコトコ走ってましたね。

なにしろこんなにいい景色。
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足の裏が痛くても、走りたくもなるでしょう(笑)
お花畑ですよ。

下毛無岱と上毛無岱の間の階段での定点観測です。
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少し靄がかかっています。
そういえば、赤倉岳でも雲が乗り越えようとしてましたから、そういう感じなんでしょう。なかなか素敵です。

こういう所をトコトコ走れるのは、本当に幸せです。景色はいいしね。

 

綺麗だなぁ
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葉っぱが柔らかいです。
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最後の最後、酸ヶ湯温泉への下り道は、疲労困憊の足には本当にヤバイ。けど、気を付けて歩を進めます。

でも、頑張った甲斐あって、無事に到着です!
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酸ヶ湯温泉から仙人岱を抜けて、小岳往復、大岳から井戸岳と赤倉岳を経て宮様コースから毛無岱へ、そして酸ヶ湯温泉まで4時間38分。

毎年の定番コースですが、今回も全身が疲れまくってます(笑)

でも楽しかったなぁ。大したケガもなかったし(擦り傷はあるけど)、明日の筋肉痛が楽しみです(笑)

 

また、次も遊びに来たいなぁ!