実家の母に頼まれて、大根と赤かぶを買いに行きました。
20年近く前に亡くなった父親は、母が作る漬物が大好きで(元々漬物が好きだから母が漬けるようになり、母の腕が上がった)、秋になると何樽もの大根、白菜、蕪を漬けていましたが、今では消費する分(本人と私(娘))だけ。
母からは「あんたも漬ければー?」と、言われますが、私が漬ければ母のささやかな生きがいが1つ減りますので、止めておきます。
それに、たとえ努力しても同じ味はできませんから、母が生きている間だけの味だと覚悟しています。
(漬物って大量に漬けると美味しいけど、少量だとそんな風にできなかったりしますからね)(それに、我が家には干す場所も樽の置き場所もない)(本音:面倒)
今年も大根(葉っぱ付き)は25本、赤カブは5kg必要なので、農協に買い物に行きました。
農協といえども、まとまったお野菜を確保するには納品してくれる農家さんが必須なわけで、行ったときに欲しい数量があるかどうかはわかりません。
特に、葉っぱ付きで、2本が葉の部分を紐で縛られてセットになっている大根がベストなのですが(すぐに干せる形状)、葉っぱ付きであればバラ売りでも構いません。なんなら葉がない大根(普通の)でも、紐で括れば干せますので。
とりあえず大根が欲しい。
売り場の入り口から入ると、ちょうどいい量の大根を発見。
ベスト形状の大根は6セット(12本)しかありませんでしたが、それでも葉っぱ付きの大根を無事に25本、手に入れることができました。(棚に残したのは1本だけ)
無事に干せました。
残りの1本と5kg入りの赤かぶ
母はあとから「残りの1本も買えばよかった・・・」と言っていましたが、25本買ったら、2本セットで干すときに、1本足りないに決まってません・・・?
(紐で結わえて干すって言ってました)
私はてっきり残りの大根は普通にお料理に使う用だと思っていましたよ。
個人的に、たくあんは好きですが、赤カブはそこまで好きではなく、毎年その好みを母に伝えていますが、毎年(初めて聞く)みたいに驚いています。(そして両方持たされる)
母さん、アナタ、絶対に聞く気ないよね。(それか知っててやってるね)
去年までは、買った大根と赤かぶを玄関前に置くまでは手伝っていましたが、今年は2階に持っていって干すところまで手伝いました。
なんか・・この量の大根を一人で持って2階に運ぶのは無理なんじゃ・・・と思いまして・・
やっぱり年々衰えますからね・・親は・・
とりあえず、今年も無事に確保できてよかったです。
冬にはドヤ顔で美味しい漬物をおすそ分けしてもらいます。