最近忙しくてあまりチェックしていなかったサイエンス系ニュース。
ちょっとおもしろそうだったのがこちら。research-er.jp
え?日本原産の種が現地生態系の席巻ってのと「核実験の負の遺産」ってどういうコラボ!?と、思ったら、全然そんなコラボではなかった。(読めば納得)
日本原産のオオハアリが現地で一体何を食べているのかを追跡するための指針として使った放射性炭素同位体が昔の核実験の際に放出されたってだけです。
なにも、センセーショナルな核実験を前面に出さなくても・・・(ま・いいけど)
でも、外来種がその土地の固有種を駆逐する勢いで繁殖するのはよくある話ですよね。
日本国内では、最近ではヒアリが記憶に新しいですが、その他にもたくさんあります。
わかりやすくまとめてるのがこちら。
覚束ない記憶では、ブラックバスやブルーギルなどの魚類や、ヒアリやちょっと前にアルゼンチンアリも聞いたことあったし、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はメジャーな(?)外来種だよなぁ、カタツムリもいたよな?とあやふやな記憶のみ。ミトリガメは現在進行形で飼ってるけど。(あの凶暴さは絶対に野に放せない)
他に日本原産の種がご迷惑をかけているもので記憶しているのは、アメリカの葛とイギリスのイタドリかな。
クズ
イタドリ
環境が違えば、こんなにも、ものすごいことになるのね。やっぱり共存するまでには長い年月がかかるものだよね・・・
イギリスではイタドリ対策でイタドリマダラキジラミ(日本産)を生物農薬として採用したらしく。
いいんですか、外来(イギリスにとっては日本産の虫は外来種)の虫を放しても・・・
まだヤギさんの放牧の方がミルクも出るし比較的安全だと思うんだけど・・・おまけにヤギのチーズはなんかよさげじゃない?出張ヤギさんの会社とか、なんか可愛いイメージなんだけど。(儲けは別として)
虫だとダメだった時の応用が利かない気がしますが・・・
難しいですね。