日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

2023.5.4 青森を知るバス巡り④(三内丸山遺跡)

こちらの続きです。

toukofujinomiya.hatenablog.com

次は最後の見学地、三内丸山遺跡です。
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午後3時なのに、混んでるね。
青森駅前⑥番線「三内丸山遺跡行き」に乗車します。

終点で下車。
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遺跡とか史跡とか好きですが、平成12年11月に特別史跡になった時も、平成15年5月に出土品1958点が重要文化財に指定されたときも、令和3年7月に三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたときも、来ませんでした。

だってなー、ガッカリしたらガッカリじゃない?(繊細か)

それでは、行ってきます。
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トンネルの向こう側が三内丸山遺跡です。
壁のボコボコ、土器が埋まってる感じだよね。

めちゃめちゃ当時の「ムラ」感が溢れてる。
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こんな所に住んでたんだ?
写真と別方向には八甲田山が見えていて、当時の人も同じ景色を眺めていたんだなぁと思うと、感慨深いです。

竪穴建物跡
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平成25年に近所の小学校(複数)で「縄文の家づくり」をしたときのお家。
中には当時頑張って作った子たちの柵がありました。

掘立柱建物跡
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高床式なんだそうだ。
「柱は約35cmの倍数で設置されています」だって。
そうだよね、ちゃんと計算していないとしっかりした建物にならないものね。

大型掘立柱建物跡
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ちょうど飛行機雲が真上にかかっていました。
大きいなぁ!
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屋根がついていたのか、階段はどうなっていたのか、実際の所は全くわからないので、そこは想像に任せる造りになっています。個人的にはその方が良いと思う。
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建物の跡。
柱が大きすぎる。
そんな樹齢の木はどこにあったのかな。

大型竪穴建物跡
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中に入るとかなり広い。
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長さ約32m、幅約9.8m、床面積約250㎡で日本最大だそうです。
設計する人、凄過ぎだね。
どんな道具で測ってたのか・・

盛土
ここは建物の中で保存されています。
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出てるのは土器類
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こんな感じで埋まってたのか・・

一通り見学し終わったら、特別展「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術-」を見ます。
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三内丸山遺跡からはヒスイがたくさん出土されているし、興味があります。時間的に大丈夫かな・・

※こちらの写真は特別展「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術-」 | 特別史跡「三内丸山遺跡」より

こちらのヒスイは4つまとまって出土されたそうです。
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穴が縦横って、どうやってつけたの?
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しかもこんなに小さいヒスイにも穴が!
どんな道具を使ったのか・・

図録買いました。
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出口を出ると整理作業室がありました。
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現場だ!かっこいい!
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はにゃっとしてる顔だ。

※▲▲はにゃっとしてる顔 おーい!はに丸 - Wikipedia

いろいろ展示しています。
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時間がないので常設展示室や地下の「縄文ビックウォール」や「一般収蔵庫」は見れませんでした。
残念。
もっと早く来ればよかった・・。(予定は一杯だったけど)

最後に乗るのは「ねぶたん号」
「ねぶたん号」は、新青森駅・青森駅・フェリーターミナルや主な観光施設を結ぶルートバスです。が、今回の旅程的には使い勝手が悪かった。
それに、市営バスの1日乗車券の方が安いしね。

でも最後は真っ赤なバスで帰ります。(1回300円)
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楽しかった!
また行きたい場所が見つかってよかったな。
お疲れ様です。帰ってから飲むビールが美味い!