日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

2023.5.4 青森を知るバス巡り③(青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸)

こちらの続きです。

toukofujinomiya.hatenablog.com

さて。
次は青森駅の近くにある、「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」です。
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連休中は、鯉のぼりを飾っています。
風にそよいで、とても楽しそうです。

八甲田丸は、私がジョギングするときにベイブリッジから見下ろすことはありますが、中に入ったことはありません。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船は文字通り、青森市と函館市を結ぶ連絡船です。
私が中学生の頃まで現役で活躍していました。小学6年生の頃の修学旅行は連絡船で函館市まで行きました。(船酔いがひどいので悪夢でしかない)

サヨナラ風景はテレビのニュースで見ましたが(ずいぶんと派手だな)という印象しかありません。
何しろ、船酔いが酷いので乗れなくても構わない(むしろwelcome)という子だったもんで。

さて、2階で受付をしたあと、3階の遊歩甲板へ。

3階では青函ワールドと青函鉄道連絡船記念館があります。

青函ワールドは、昭和30年代の青森市駅前が再現されています。(※私の生まれる前)
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町が灰燼と化した敗戦から高度経済成長期に突入し不死鳥のように蘇ったといわれる日本の原動力は、市井の人々の活力なんだな、としみじみ思います。
棟方志功の芸術への溢れる情熱とリンクする気がします。なんとなく。

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子供を育てるためにこれをやれと言われたら、ちょっと無理・・ってなる。でも生きるためだもんなぁ。
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パネルを見ても、当時がどれほどにぎわっていたのかわかります。
それを考えると、今の町はスカスカだものね。

青函鉄道連絡船記念館
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歴代青函連絡船の模型や船長室、事務長室などがあります。
船長室は、他よりも良いお部屋。

飾り毛布っていうものがあるらしく、寝室を使うお客様のおもてなしの意味を込めて、毛布を様々な形にして置いておくんですって。
私は雑魚寝するところか、一般の席しか居た記憶がないので、そういうおもてなし受けるのは、きっとセレブだね。

歴代連絡船の模型を見た時、初めて初期タイプの連絡船はお尻(汽車が出入りする部分)が閉じてないって知りました。
海が荒れたら海水が入って沈みそうだよね。(だから改良されたわけだけど)

陸奥湾の中なら穏やかだけど、津軽海峡は荒れるから嫌いよ・・・(船酔い)

4階はブリッジ(操舵室)
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ここが子供達には一番人気じゃないかな?
すごいみんな真ん中に陣取ってたので写真が撮りにくかった(笑)

無線通信室
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この中には入れませんでした。
中央の青い枠の掲示には、「サイレントゾーン」について書かれていました。
上にある時計の3時と9時に赤い時間帯があり、そこでは15分ごとに3分間通信を切り、緊急事態に陥った船からの信号を受信できるようにしているそうです。

っていうのも、家に帰ってから写真を拡大してようやくわかった。

外に出ると、煙突展望台(黄色いとこ)に登れます。
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見晴らしがとても良かった!
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本日は混んでいるのでエレベーターではなく、階段で下に降ります。
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1階は車両展示室です。
ここが見たかったのよー。
汽車が入る場所って、普通は人は入れませんからね。
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こんな感じで停めてたんですね。
船に線路があるだなんて、なんかワクワクする。
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この車両の中には入れないらしい。(残念)

地下1階はエンジンルーム(機関室)

ここは第1主機室なので、他にも何個かこういう所があるんだろうな。(公開されているのがここだけ)
ここにも何か監視する室がある。(総括制御室)
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エンジンルームは夏は暑くて死にそうですが、この部屋は快適に保たれていたそうです。

戻るときに1階では元青函連絡船機関長さんの特別解説をしていました。(テレビ局のスタッフがいた)
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事前の滞在予定時間をオーバーしてしまいました。
うっかり船と車両が楽しくて。

この設備を維持するのって、物凄い費用がかかるだろうなぁ。しかも船として水に浮かんでるしね。
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次は最後の見学地、三内丸山遺跡に出発です。
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午後3時なのに、随分と混んでるのね。

 

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