日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

熊野三山と伊勢神宮巡り①

高齢になってからの旅行というのは、一緒に行く相手の経済状態や健康状態次第というところがあります。
足腰が悪くなってしまえば長距離は歩けませんし、年金がカツカツならその日暮らしが精一杯で遠出の旅行だなんて余裕は・・・というわけです。

そんな中、わりと健脚な母と一緒に観光地を「歩き回る」旅行に一緒に行ってくれる友達がここ数年いなくなってしまいました。近場でののんびり温泉旅行等なら別ですけどね。
母は娘(私)なら一緒に行けると考えましたが、私は上の子の仕送りや今後の学費等の貯金をしなければいけないので、遠くに旅行だなんて行けるはずがありません。

そこで母は、こっそりと私の分の旅費まで貯金をして、下の子が修学旅行の期間中に私と旅行に行く計画を立てていました。

それを聞いたのは去年のことです。
ご飯代も途中の移動費も、全部丸ごと母親持ち・・・

母は善意で提供してくれるのですが、「親の財布は自分の財布」だなんて1mmも思ったことがない私には大変苦痛です・・・
既にいい大人なのに親丸抱えとは・・・
お金を出してもらうのに、勝手に自分の希望を出すのも躊躇われますし・・・
母と大体の好みは一致していますが、細かい所では結構意見がぶつかるんですよね・・・そういう時って、金を出す方の言うことを聞かないといけないし・・・(イヤ)
しかも彼女、気が強いし・・・

 

しかし、ここは親孝行だと割り切って、お世話になることにしました。

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さ、出発です。(スーツケースは苦手なんです)
ちなみに、右のバッグは私が高校の修学旅行の時に買ったものなんですよね。長持ち。

 

今回は、熊野三山(熊野本宮、速玉大社、那智大社)を巡り、その際、那智大社の大門坂から那智の滝までの熊野古道を歩きます。そして、伊勢神宮(外宮・内宮)を参拝し、猿田彦神社、二見興玉神社にも行く予定です。

さ。出発。
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青森駅前から空港まではバスで移動。

しばらくしてから機上の人に。
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青森市は曇り空だったので、雲がモクモクです。
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上まで来ちゃえば青空が広がっています。
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機内ではコーヒーとういろうを頂きました。(うま)

ちなみに、これは母のスーツケースのマスコット。正体は不明です。
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スーツケースにつけるマスコットとして友達にもらったんだそうです。この子のおかげですぐに母のスーツケースだってわかります。便利。

名古屋空港についてからは特急(JR)に乗り換え、和歌山県の紀伊勝浦まで行くのですが、その際に駅弁を買いました。
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上は私の。下は母のです。
駅弁って、たまにデパートなどでイベントで集まったりしますが、やっぱり実際に電車に乗って食べないとね!!
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みそかつヒレ重の中身はこんな感じ。肉ばかりですね(笑)
左側に温玉があります。
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えへへ。崩して絡めて食べるよん。

母が撮ったのはこちら。
全体を入れるのに一生懸命なので、中身がイマイチわかりませんが・・・まぁ、頑張りました。
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ちなみに、到着してからレンタカーを借りるつもりなので、私はアルコールは飲めません。(超残念)

 

青森駅前の空港行きのバス停を出発してから、約9時間後に紀伊勝浦駅に到着です。

ここで、明日熊野三山を巡るためのレンタカーを借ります。
明日は朝早くから動きたいので、24時間のレンタルにしました。

宿泊予定のホテルは「ホテル浦島」。
今日と明日の2泊する予定です。

駐車場はホテルから少し離れたところにありますが、マイクロバスでの送迎があるんだそうです。しかも、そのあと桟橋から船で移動するとのこと。(運行時間についてはHP参照)
私たちが到着する予定の時間にはちょうどマイクロバスも船もピストン運行をしていると事前に聞いていたので、「そんなに離れてるのってどうなの?」と思いつつ駐車場へ。 
www.hotelurashima.co.jp

ホテル宿泊者専用の駐車場では、ピストン運行をすべく従業員の方が待機していました。
車で来る宿泊客の他、観光バスもそういう対応のようで、既に何台かのバスが停まっていました。

桟橋に到着したのは午後5時過ぎ。すっかり暗くなっています。
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今は少し雨がパラついていますが、明日は晴れます。(断言)

 

疲れたー

到着が少し遅れたので(っても5時なんだけど)夕食(バイキング)は7時半になりました。それまで、温泉で疲れを癒したいと思います。

こちらのホテルでは、忘帰洞(ぼうきどう)と玄武洞(げんぶどう)という名の露天風呂があり(他にも山上館に遙峰の湯という露天風呂があるけど、それは山上館宿泊の方限定なので一般の宿泊客は入れません)、その他にも内湯も数か所あり、とても1日では回り切れません。

私たちは日昇館に宿泊しました。(図の左上)
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母曰く(プラン設定は母担当)、「4人で泊まるのが通常プランだから、2人だと追加料金がかかってる」とのことで、きっとこの部屋は4人で泊まるのが通常なんだと思います。
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広くない?(私が貧乏人だからそう思うだけかな)(確かに今までいい部屋に泊まったことはないのだけど)
バスルームとトイレは別、ここの他に荷物を置いたりする部屋が1つあります。少し古いですが、清潔感はあります。

初日なので、比較的近い磯の湯(内湯)と忘帰洞(露天風呂)に行ってみることにしました。 

忘帰洞はこんな感じ。(HPより)
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実は、入ったのが陽が落ちてからなので、外が見えないのよね。真っ暗で。
しかも私は目が悪い(コンタクトはしてるけど)から星は見えないし(^^;) 曇ってたからその日はそもそも見えなかったのかな。

それでも、内側のライトに照らされる洞窟は、凄いなぁと思いました。
お湯もいいしね。

すっかり疲れも取れた感じ(^^)

この後、夕食まで少し時間があったので、自販機でビールを買って飲んでいました。そのあとはバイキング!

レストランは日昇館となぎさ館の宿泊客だけが対象のはずなのですが、ものすごい人。しかも7時半チームなのに。
そもそものホテルの宿泊者って、いったい何人なんでしょう・・・。規模が大きいなぁ。

そして、食事内容は文句ありません。種類も多いし、地元のものなどもあり、なんだろう、高齢者のハートを鷲掴みだな、と思いました。

個人的には、胃袋には限界があるのでその土地の美味しいものを適量食べれればいいのだけど。
普通は質だけではなく、量も種類もないと満足しないものだしね。(実際、母はいつもそんなに食べてないでしょ?と思うくらいの量と種類を取っててニコニコしていました)

 

しかし、すごい残念なのは、食事がとても美味しいのに、写真に撮るとそんなに映えない(笑)
何故だ。

考えたんだけど、食器かなー?

これが私が選んだ夕食です。
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めはりりずしやマグロのほぐし身(ポン酢とネギで頂く)、契約農家さんが作った生姜の天ぷらなど、本当に美味しかったです。

でもこの食事って、写真に撮っちゃうと、美味しいんだけど、なんかどっかの介護施設の給食に見える・・・。(給食にしてはかなり豪勢だけど)
実は、修学旅行中の下の子の夕食の写真が本当にお洒落で・・かなり羨ましかった(笑)

せめてプレートが黒っぽかったら・・・?黒じゃなくてもダーク系なら、ちょっと映えるんじゃないか・・・
じゃ、トレーはどうしよう、それは白でもいいか。いや、中間色はありえないけど、白もしくはダーク系にすれば、個人の好みの組み合わせで少しでも映えるのか?

等々、全く余計なお世話的なことを考えていました。(ホントに余計なお世話だね)

それでも美味しい夕食とビールでニコニコですよ。

すっかり酔っぱらいなので、この後はお風呂には行かず、明日の行程の確認をしつつ、早めに寝ることにしました。

 

明日が楽しみです(^^)

 

続きはこちらで。 

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