日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

ピーラーを使ってみました。

料理をする時、野菜の皮は包丁でむきます。

ピーラーの存在は知っているけど、売っているのも見かけるけど、買う気にもなれませんでした。
だって、包丁でできるもん。

昔々、お母さんになりたての頃(家族の料理を作り始めてまだ年季を経ていない頃)に友達がピーラーの良さを推していたけど、包丁で出来ることをわざわざ代用する必要がない。

キッチン器具類の収納も嵩張るし、それにちょっとだけ、うっかり自分の左手の皮までむきそうで怖い・・・と思ったりするから。

去年の秋、ご近所さんに初めて生栗を頂いて、鬼皮・渋皮をひたすら剥いていたら、終わったころには右の親指の腹の皮が薄くなってしまいました。(痛い)
包丁が切れなかったからだと思います。

ネットで検索してみると、栗の皮むき専用のナイフがありました。(あるんだー!)
便利そう。
とは言え、今回は特別に栗を貰ったから下ごしらえの必要があったけど、次はそんな機会はないだろうし、そういうものは買う必要がないかな、と思っていました。
指の腹の皮が薄くなっても親指にカットバンを貼ればいいだけだし。

でも先日、母から生栗を貰いました。
なんでも、去年の秋に私がおすそ分けした栗を食べた後に、知り合いから貰ったんだそう。
栗は下ごしらえが面倒だし、実は栗がそんなに好きではないので、そのまま冷凍しておいたけど、使う予定がないとのこと。
「あなたが必要ないなら、くれた人には申し訳ないけど、捨てようかと思って。」

モンブランは好きなのに栗はそんなに好きじゃないんだ?とは思いましたが、じゃ、貰いますか。

久しぶりに栗の下ごしらえをしたら、またしても包丁は切れないし、親指の腹は削ぐし、栗の下ごしらえを終えるころにはお惣菜づくりのために人参の皮もむけないくらい指が痛くなってしまいました。

包丁は相変わらず切れないけど、栗も硬かったんだよ・・・

栗は無事にむき終わったので炊き込みご飯は炊飯器に任せますが、この後のお惣菜づくりに支障があるので、人生で初めてピーラーを買ってみました。近所のセリアで。

下の子は「野菜の皮はピーラーでしかむかない。100均で十分だよ。」と教えてくれました。

色々種類があって、驚きました。
栗専用のものもありましたが、個人的にはもう栗は貰わないでしょ、と思ったので、普通のピーラーだけ買いました。

大根も人参もスイスイだ・・・(ラク)

指の腹も痛くない。
ちゃんと使えば自分の左手を削ぐこともなさそうです。勢いに任せると危ないけど、任せなければいいのね。
ジャガイモ・人参・大根に使いましたが、本当に手軽。
下の子がピーラーでしか皮はむかないと言うのも納得です。

でも、私は人参と大根の皮は少し厚めに切って、千切りにして、きんぴらにするのですが、ピーラーで剥いた皮は薄すぎるし、長さも足りないし、ただの生ゴミになりそうな予感。
いや、薄い細いきんぴらにすればいいのかな?


なんだかんだで指の腹は痛くないし、サクサク皮むきができるし、楽だった。助かった。
使ってみて良かったかも。
洗うのが面倒なので、次に使うかはわからないけど!

 

ちなみに、1週間もしたら、指の腹の皮も復活しました。
お年頃なので直りが遅いかと思ってたけど、大丈夫!