日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

座右の銘、といえば。

人生で最初に「座右の銘」を聞かれたのは、職場で採用されたときの「新採用職員の特集」のためだったと思います。

それまで全く考えたこともない、人生におけるいざとなった時の心の指針とも言える言葉を言わなくてはならず、とっさに考えました。

とっさに、とはいえ、そういう言葉はとっさに作成はできません。
やっぱりそれらを常日頃から意識していたから出たんだと思いますけども。

 ・案ずるより産むが易し※出産以外に限る

 ・思い立ったら吉日

この2つを出しました。(ウケ狙いではないので別に面白がってはもらえていません)

その後の仕事人生で、こちらの1コが追加されています。
心に残るこちらのシーン。
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ドラえもん「のび太と鉄人兵団」のワンシーンです。※漫画版

(ザンダクロスのコア回路を覗いた)ドラえもんが「見たことのない回路がいっぱいつまってる。」というと、のび太くんは「見たことのある回路になおしゃいいんだよ!」といいます。

これ凄くないですか?
今でも強烈に「座右の銘」です。

昔々、異動先の仕事量がすごくて平日の日中では当然終わらず、土日も祝日も普通に出勤して仕事をしたけど休日勤務の手当てなんて当然ありません。
子連れで職場に行ったことは数知れず。
膨大で多岐にわたる仕事なのに詳しい引継ぎはほとんどなく、業務全体について
 ①何かするなら、前年の綴りを見てね
 ②その他は良いようにやってね(聞いたとしててもちゃんとした答えは返ってこない)
だけです。

様々な業務をこなさなければならない中、前担当の業務手順は全く見えず、結果しかわからない。
そのため、前回はどうしていたのかを残った人たちに聞き取りつつ、自分なりに業務手順を組み立てました。

かなり手間ではありますが、私はそういう思い切りはいいんですよ。
初年度に、全部自分のやりやすいように改変してしまいました。

詳細な引き継ぎ書は残していきましたが、後任者は読み込めなかったらしく、「同じことはしなくてもいいです。気にしないでやりやすいように変更してかまいません」と伝えたところ、後任者は元に戻したみたいです。(労力を使って確実にこなすことを選んだようです)(その後、病休取って異動したそうですけど)

 

ドラえもん、いいよねぇ
原作者が亡くなって、初代声優さんも亡くなり、もう新しいものは見ることはないけど、漫画本が残ってるからたまに読み返します。