先日、国立後期の受験に付き添ってきました。
下の子の場合、よっぽどのことがないと受かるはずのない後期、と思っています。残念ながら。上のレベルの前期試験がダメだった猛者達が挑む後期試験に、格下が敵うわけがない・・・
とはいえ、下の子は今回の試験では前のようなヘマはせず、ちゃんとまともに出来たそうで、「これでダメでも悔いはないから、次(来年)、頑張るよ」と言ってました。
たぶん、今回の試験で合格することはないだろうけど、最後の試験で後悔がないなら、きっと次につながるものだと信じています。
ま、そんなこんなの弘前旅でした。
宿泊先は弘前公園や弘前駅にほど近い、「スマイルホテル弘前」でした。
www.jalan.net
駐車料金は次の日のお昼まで500円ということです。
車で行ったのですが、駐車場の場所が分からずにフロントで聞きました。
すぐ近くだったし、全然大丈夫でした。(ちなみに、次の日の2時近くに出庫しましたが追加料金がありませんでした。ここらへん、どうなっているかはわかりません。)
個人的に感激したのは、お茶用と紅茶用のカップが2種類あること。(お茶はほうじ茶と煎茶が3袋、リンゴ紅茶も3袋ありました。)
でもなんでツインルームで3袋なんだろう?4でもなく2でもなく、3。
1泊なので一人で2回も3回も飲まないから、そこは喧嘩にならないから大丈夫だけどね。
私は朝にコーヒーを飲むので、持ち込んだコーヒーを紅茶のカップでいただきました。
お茶のカップやプラスチックのカップで飲むのとは全然気分が違います。(しかも可愛い柄)
そして、止まった部屋が女性専用フロアだからなのかはわかりませんが、生理用品がありました。
これ、すごくない?
生理周期が違えば使わないけど、そういうのは微妙なホルモンバランスのもと、突然必要になることもあります。準備がない時に、1つあるのとないのでは全く意味が違います。近所にコンビニがあればいいという問題ではない。
個人的に、カミソリもブラシも歯ブラシもシャワーキャップもいらないけど、生理用品は嬉しい。
しかも、この蛇口。
水とお湯のバランスを考えなくてもいいのは凄いラクチンです。
それと、浴室の排水溝は髪の毛が詰まらないタイプでした。
私はお年頃のためにシャワーの度に髪の毛がかなり抜けるので、毎回詰まって取って、というのをシャワー中にやっていたのですが、そんな気遣いがないからシャワーしていて楽でした。
つぎ、何かあったらここに泊まることにしようかな。
例えば、夜桜とかねぷたとか、そういうとき。
今までは行きたくても子供を家に置くのが気がかりでできなかったけど、子供が18歳過ぎれば気にしませんよ。
寝具はTEMPUR(R)製『オーバーレイマットレス・コンフォートピュロー』を全室に導入とのこと。(低反発が苦手な方は前日までに連絡すればOK)
寝具の低反発ぶりはなかなかで、
その時の私の睡眠グラフがこちら。
珍しく、美しいジグザグでした。偶然かなぁ?
次の日、朝食をいただき、二人でお散歩がてら大学まで徒歩。
今回は下の子から「今日は大学の中まで入ってこないでね。もしかすると知ってる人がいるかもしれないから、お母さんが前みたいに来ると困る。」(前回は受験会場の教室の前まで興味本位でズカズカ付いていった)と言われたので、大学の近所まで一緒に歩きました。
最後まで付いてきて欲しくはないけど、ホテルから大学までの順路を全く把握していないし調べるのも面倒なので、一人で行くのは困るんだそうです。
帰り道で見かけた楽しい看板。
キティちゃんに限りなく似てるキャラクターがハチマキをしています。いいものを見つけました。
下の子と別れてから、弘前公園をお散歩しようと目的地まで歩いていると、途中で五重塔が見えましたので、そちらに行ってみることにしました。
ここに来たのは数年ぶり。上の子がまだ高校生の頃かもしれないから、3年以上も前です。
来るとすればいつも桜のシーズンで、五重塔と桜のコントラストがとても素敵な場所なのですが、何しろ今は冬。
どうかなぁと思いましたが、美しい塔は美しいままでした。
すると、仁王様の修繕のための費用を賄うため、大変そうでした。
ちょっとだけ、お賽銭をはずみました。
ついでに下の子の願いも叶えてもらえると助かるんだけど、それは無理かなぁ
そして弘前公園へ。
追手門から入ります。
朱の橋を渡るときって、やっぱり息を止める?
個人的には、人がいるときには息は止めがちです。
今はだれもいなかったので特に気にせずスーハーしていました。
工事中の石垣を見学。
石垣の1つ1つに付番されています。
石垣の1つ1つへの付番は当然なんだろうど、付番されたものを元に戻すのって、気が遠くなりそう。
お引越し中の弘前城の天守。
なんか、ポツンと感があります。
こちらは以前撮った高知城の天守ですが、石垣と相まって素敵ですね。
弘前城も、早く無事に工事が終わって、天守の場所が元に戻るといいなぁ。
岩木山がとてもきれいです。
本当はクッキリハッキリとした山頂を見たかったけど、この日は風が強くて寒かったので、雲が晴れるのを待つのは止めました。
桜のシーズンは水面に桜がかかっていて最高なんだけど、今はそれよりも陽光の煌めきをパチリ。
公園をお散歩中、かなり風が冷たくて寒かったので、カフェに避難することにしました。
弘前公園と駅にほど近いCAFÉ JEEBA(カフェ・ジーバ)。
下の子の試験終了までの間、カフェを2件ほどはしごしようと思っていました。
でも、ここは居心地がよかったし、私も疲れていたので動きたくなく、居座ることにしました。
ネット情報では、ワッフルが美味しいようなのですが、私はそういうデザートでの甘いもの系は苦手なので、スコーンを頂きました。
コーヒーについてきたミニクッキーはチョコチップのザクホロ系でとても好き。
そして、スコーンは甘すぎず、とても美味しくてすっかり気に入ってしまいました。
このあと、コーヒーはお替りしました。
なにせ、かなり長居しましたので・・
おかげさまで、今読んでいる中央公論の大島一彦氏訳のジェーン・オースティンの「高慢と偏見」はあらかた読み終わりました。
ちなみに、お店の隅に合ったこの子たちも可愛かったのでパチリ。
春の節句が過ぎても、可愛いお顔なら眺めていたいものですしね。
下の子とは試験が終わってから合流しました。
下の子は悔いのない小論が書けたと言っていましたので、結果は既に諦めていますけど、来年に向けて「次、頑張ろうね」という感じでした。
ということで、下の子はお昼ご飯として美味しいワッフルをいただきました。
どんな小論?オードリーの若林の本から出てたよ。なんて書いた?教室寒いって言ってたけど、コート着れた?終わったら友達と遊ぶ!もう約束してる。浪人ってどうやるの?さあ?などなど、おしゃべりしながら寛ぎました。
この日で下の子の受験はひとまず区切りがつきました。
あぁ、来年の受験は近県の大学にしてもらって、今度は一人で行ってもらおうかなー。