日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

下北冒険2日目①(大間崎・願掛岩)

 こちらの続きです。
toukofujinomiya.hatenablog.com

昔々、子供達がまだちびっ子だった頃、大間崎に来たことがあります。
上の子(5歳)は、定食屋さんで私がマグロ丼を食べているときに「ぼく、マグロは食べたくない」とい言い放ち、そこの御亭主(女性)がご好意で差し入れてくれたミカンを一籠丸々食べていました。彼は大好きなミカンに満足そうでした・・・。
ちなみに、下の子は上の子よりもさらに小さかった(2歳)ので、上の子と一緒にミカンを何個か食べてお腹いっぱいになって満足していました。

思い出すだけでいたたまれなくなります(笑)

今となっては、どこのお店屋さんだったか思い出せませんけが、思い出深いです。本当によくしていただきました。
あぁ、ご亭主(女性)、あの男の子はもう23歳になり、あの女の子は20歳になりますよ・・・本当にありがとうございました・・・

 

ということで、下北冒険2日目です。 
f:id:ToukoFujinomiya:20210502155615p:plain本日は大間崎、仏ヶ浦、川内方面を抜けてむつ市に戻るつもりです。

今回の下北冒険では、尻屋崎(右の端っこ)・大間崎(北の端っこ)に来たので、下北の東の端っこに行くのも魅力的でしたが、Googlemapさんで検索してもグッとくるものがなかったので(ゴメンね)次回にすることにしました。

さて。
Googlemapさんの「あるある」、メイン街道を通らないことがある、の法則に従い、漁港の脇を通ります。
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個人的に、こういう普通の、全く観光向きじゃない、その土地で生きている人が毎日見ている、外界アピール度が皆無の風景が大好きです。
青空ではなく、波は白くなく、風が強く灰色のこの風景。
自分がそこに生きていたら、この風景を見てどう思うだろう?
やはり「何もないから」とそこを出ていくのだろうか(そう言って出て行った人をたくさん知っているから)、でもやっぱり好きなんだよな。(目にするのは海でも山でも)
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風間浦村側(津軽海峡の太平洋側)は風が強く、波が高かったです。
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テトラポッドが作り出す波しぶきにグッときます。(iPhoneのlive機能で撮ってばかり(笑)
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そして来ました。
大間崎です。
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例のモニュメント。
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最北ですかー。
向こうに見える白と黒の縞々の灯台は大間崎灯台です。
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その手前の赤い建物は弁天神社本殿だそうです。
漁船じゃないといけないそうで、それなら行けなくても仕方ないかもー。

お土産を買います。
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楽しいものばっかり揃っています。

ヤバイ、観ているだけで楽しい。
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なんかね、この品ぞろえが尻屋崎にもあったら凄い買ってたかもしれない、と残念に思ったりして。

あ、私が1本買った後、誰かがもう1本買ったみたいですね。
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(写真中央)淡麗やや辛口の「一本釣り伝説」(おちょこ付き)。
ちょうど2本無くなってますから。

ありにも寒かったので、持ち帰りのコーヒーを買いました。(250円)
ホント風が冷たくて。
体感温度は5℃以下なんじゃないかと思います。

さて、出発です。
漁港を通りかかったら、岸壁にイラストがありました。
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思わず通り過ぎるところでしたが、どうしても心惹かれて引き返して写真を撮りました。
ホテルに戻ってから「三上剛太郎」について調べて、驚きました。知らなかった無知な自分が恥ずかしくなるくらいです。

ja.wikipedia.org

www.mikami-gotaro.com

読んでて、あまりの偉人伝ぶりに泣きそう。
こんなに素晴らしい人のことを知らなかっただなんて。(しかもあの壁画、人生がてんこ盛り)
私が県内在住で良かった。また必ず行ける気がします。
壁画のおかげて一つ知識が増えました。ありがとうございます。
(その場で調べればよかった・・・)

願掛岩に向かいます。

願掛岩は女岩・男岩からなる、巨大な奇石です。
多分、願掛岩を目指さなくても、この付近を通るときに「何あの岩!?」と気づくと思います。(特に男岩)

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この周辺は公園として整備されているので、駐車場もあります。
駐車場からすぐに行けるのが女岩。
鳥居があるので分かりやすいです。
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鳥居をくぐると、また鳥居。
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道、言われると微妙にわからない道。
右と上に分かれています。(わかる?)
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とりあえず、行きやすそうな右の道へ進みます。
お社には出会いませんが、海が広がります。
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この下はロープと梯子を使って降りることになります。
道の険しさは特に気になりませんが、リュックで来ればさらによかったな、と思いました。(ロープを握るときに肩掛けバックはちょっとジャマかな)
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浅瀬で釣りをしている人がいました。(いるんだ!)
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岩場にも花は咲くものですね。美しいです。
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今度は上の道を行ってみます。
かなりシンドイ、本当に道ですか?と言うような道っぽくない道っぽいところを通るとお社が見えます。
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良かった!間違ってなかった!
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願掛岩、しかも縁結びメインのようですが、今の私にはことさら新規に結びたい「縁」はなく・・・でも、今まで結んだ縁の相手が健やかでありますように(私も含め)、とお祈りしました。
地図的には向こう側が男岩っぽいので、行ってみることにします。
その前に、あの下にも行ってみよう。(好奇心)
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あの穴の奥に行ってみよう。

(振り返り)向こうの頂上付近に登ったんだなぁ(裏にも降りたしな)・・・感慨深いです。
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ここらへん、奇岩だらけですね(笑)
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各所絶景ですね。
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ここらへんね、漂着してるゴミがなければもっと素晴らしく映えるんだろうけど、海岸沿いだから多少仕方ないのかもしれないけどね。(どこの漁港もこんなもんだしな)(写真では極力ゴミは映してませんよ)
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男岩に行ってみます。
こちら側は歩道の崖沿いに柵もあるので歩きやすいです。(柵があることによって、そこが道だとわかるから)
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これは・・・お社・・?
でも、右手沿いに上に進めるようです。行ってみます。
良い眺めです。
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突き当りには岩が。
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この岩ですか・・?
道の突き当りにそれっぽい標識もお社もなく、ただ突き当りがあり、この岩のみ。
個人的には登ってみても構わないけど、それは岩の方で困るかもしれない。(ケガをしたら双方困るしね)

この岩が私の男岩だとします。
女岩と同じく、今まで結んだ縁の方々の健康をお祈りします。

少し離れた場所からパチリ。
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この写真は男岩メインだから分かりにくいかもしれないけど、ガイドの解説にあるような「男岩と女岩が抱き合って見える」っていうのは、どうみても無理じゃないかなぁ・・・そっぽ見てるじゃん・・?
両方とも奇岩なのは確かなので、そういう意味では見れて・登れて・祈れてよかったかなー

 

2日目続きは次回!

 

続きはちら。

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