日々のつれづれ

大切なこともそうじゃないことも、ゴッチャマゼ

涙が滲むほどの出勤の話

昨日、1月30日(土)は私の勤務日でした。
私はいつも天気運がいいので、自分の勤務日の天気については気にすることはありませんでしたが、この職場に異動して、唯一昨日だけは違いました。

なにせ、荒れる。吹雪く。それも最上級に。(とのこと)

もうどうすればいいのやら。
根性を決めるしかないですね・・・。(休む選択肢がない)

朝、出勤するときには下の子が窓の外を見ながら「本当に行くの?死んじゃうんじゃない?」と心配する始末。
※一応市街地に自宅はありますが、窓の外は真っ白で強風で家が揺れる始末。これで勤務先(里山)行こうものなら、吹雪でどうなることやら。

そりゃ、平日なら有休を使って休むことも選択肢としてアリですけど、休日の勤務は当番なので、代わりがいない。これはもう、あたりが悪いとしか言いようがない。

車に鉄のスコップと防寒用の毛布、非常食(チョコとか鯖缶とか水)を積み込み、出かけました。(唯一の心残りは持ち運び用の簡易トイレがないことです)(今後の検討課題)

この装備、もはや普通の出勤じゃない。

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どの程度のホワイトだろうと心配しながら、本日の職場までのルートを決めます。

いつも走っているバイパスは、きっと風が強いのでいつも以上に視界が白いだろう。
それなら、まだ旧道(道路沿いに一般の家が立ち並んでて道路幅は狭い)の方が風が弱いと見込まれ、安全なのではないだろうか。
たぶん、この時間帯でもジジババ達はパヤパヤと自宅前の除雪をしているかも知れず、そうなると轢き殺すリスクはあるけど、それでもバイパスの強風よりはマシだろう。

 

実際、・・・・。(何も言えねぇ)

 

途中のバイパスと旧道の分岐点でかなり迷いましたが、やはり当初の予定通りに旧道を行くことにしました。
私の前の車は早々にハザードをつけ(あの光は確認しやすいね)、かなり慎重に進んでいましたが、途中でその車がいなくなり、私が先頭になった時には本当にしんどい。(吹雪の先頭車は本当につらい)(速攻ハザードをつけました)

途中で視界が白くなり左側の雪山に突っ込みましたが何とか離脱し(だって、カーブに雪山があるだなんて知らんわ)、それ以降はかなり慎重に進みました。

たぶん、もうこの程度の吹雪なら旧道は通りません。
旧道の道筋は慣れていないのでどこにカーブがあるか把握してませんでした。(その点、バイパスなら毎日通っているのである程度の道なりは把握済み)
しかも、家と家の間からいきなり風の道があり、視界は白く見えず、道は雪が溜まり道は悪くなり。
左から吹いた風は向かいの家屋にぶつかり道路上に巻き上がり、通り抜けないのでいきなり真っ白になる区間が多数あり。
おまけにジジババ連が除雪しているのを直前で発見するので本気でヤバく(うっかり轢いちゃうよ!?)。
無事に勤務地に到着したときには、本当にしばらくハンドルに頭を乗せて休憩するくらい、しんどかったです・・・(安心し過ぎて涙が滲むわ)

同じような理由で旧道を忌避するチームは当然ながら今回もバイパス経由で出勤したわけですが、その人たちは「バイパスは(いつも以上に)真っ白だわ!!」と言っていましたが、次、私はその真っ白を選びます・・・

でも、そんなシンドイ道のりも、私の3年間の通勤の中では歴代第3位にランクイン程度の、まだ余地がある通勤でした。
そう、到着して涙が滲むような道のりであっても、まだマシ、アレに比べれば。

【ちなみに、私の歴代1位及び2位】
 1位 国道でホワイトアウト
    ガチで真っ白。
    自分がいる車線が中央だったため、停まりたくても右にも左にも寄せられない。
 2位 職場に向かう際の農道っぽい道がほぼホワイトアウト
    上下前後は当然見えず、右に並ぶ電柱の天辺が切れ切れにしか見えない
    運よく対向車が来なかったため、感覚のみで進行して無事

という、ある意味毎年猛者にしごかれているような通勤。(もう、かんべんよー)

これからの2月・3月、通常で終わればいいなぁ・・・