キッカケの家電

今でもたまに思い返すのですが、今までの生活を大きく変えるキッカケになった家電があります。
それが、私にとっては2011年のオーブン電子レンジでした。

もともと、私はお菓子などを作るのが苦ではない（得意ではないけど好きな）ので、子供たちのおやつなどは手作りが中心でしたし、誕生日などのイベントごとがあればちょっと頑張ってご飯を作ったりしていました。

それまでの物は7年くらい使っていたものでしたが、買い替える直前には、レンジ機能には支障はありませんがオーブンでは既定の温度まで上がらず、クッキーなどを作る際はレシピに記載されている時間の倍は焼かなくてはいけませんでした。

でも7年しか経っていないし、オーブンの使用頻度が多いわけではなかったので買い替えを渋っていました。
しかし、下の子は何かを作るのが大好きで「友達と一緒にお菓子を作りたい！！お家に呼んでもいい？」と頻繁に聞いてくるので、こんな壊れオーブンを子供たちのお菓子作りに使わせるのは忍びないから、と買い替えすることにしました。

とはいえ、いざ買い替えてみると、オーブン機能のストレスがないからなのか、下の子のおやつ作りの他、自分自身も頻繁にオーブンを使うようになりました。

お菓子作りはもちろん、料理でもオーブンを多用したり（オーブン料理って、基本ほったらかし料理ですから楽なんです）、様々なレシピを検索するうちに別のものに興味を持ち始め、オーブン電子レンジを買い換えたことによる派生効果というのでしょうか、それがとても大きかったです。

結果、甲田光雄先生経由の青泥※を経てバイタミックス※を使用した青泥寄りのグリーンスムージー※に行き着いて、今では生活に欠かせなくなっています。

※バイタミックス：アメリカ製の2馬力の超強力ブレンダー（写真参照）
※青泥（甲田光雄先生経由）：西式甲田療法における、主に250ｇの青菜をドロドロにしたもの。詳細は要検索。
※グリーンスムージー：フルーツ、グリーン（青菜）をミキサーで攪拌し飲みやすくしたもの。果物・野菜の分量・割合に特に制限なし。一般的にフルーツが主のレシピが多数。

あれ以上、人生の方向性に影響がある家電はない、と思っていましたが、最近、もしかするとコレがソレの第二弾か？と思える家電に出会いました。

実は、エアコンを買いました。

昔々、青森は「ねぶた時期（8/2～8/7）は夏、お盆（8/13）を過ぎれば秋」などという、極端と言えば極端かもしれませんが、そのくらいの季節感ではありました。

一般的な「東北の梅雨」時期には青森市には雨は全く降らず、梅雨明け直前の7月下旬に1週間程度の雨がふり、そして梅雨が明け。梅雨明け後には数日30℃前後の日はあるけど、お盆を過ぎてしばらくすると夜に寝苦しいことはなく、そして2週間程度の雨がちの天気の後に本格的な秋に突入、という過ごしやすい気候でした。

現在では、そんな昔ながらの記憶を頼りにしてると死ぬくらいの気候になってしまいました。

今年は6月に（6月！？）30℃を超える気温があったり、6月なのに雨がちだったり。
6月にあり得ないくらいの、気温30℃超え・湿度65％超えは、私の体の限界でした。私も年々弱ってますからね。

買うと決めると、次は「何台買う？」問題があります。

居間はキッチンと和室につながって（ワンフロアな）ので、20畳以上あります。
カタログによると、その規模のエアコンはなかなかなお値段のようです。
そして、2階にある寝室は8畳間ですが、エアコン用のコンセントがありませんので、増設するとなるとそれなりに工事費がかかるでしょう。
おまけに、（増設が1台でも2台でも）室外機用の台はキチンとしたものじゃないと雪に埋もれてしまいそう。（雪国ならではの出費かも）

自分の気持ちの中でモンモンとしていても先に進みませんので、実家近くの電気屋さんにお願いして、とりあえず、2台設置の見積もりをお願いしてみましたが、見積書を見てからいったん死にました。（比喩）（軽く60万円を超えました）

まぁねぇ、そうでしょぅねぇ。

でも欲しい。
でも、「先立つ物」（現金）がないと買えない。
分割払いもリボ払いも手数料を払うのがメチャメチャ嫌だ。（無駄）（手数料は16％以上だよ！？）

ということで、資金計画を立ててみました。
子供達への仕送り・家のローン返済・自分自身の最低限度の楽しみを考えると、どこかで節約しないと絶対に買えません。

幸いにも、今の職場では毎月定額の残業代が入ります。（残業してるから当然なのだけど）
それにプラスして、平日だけでも節酒すれば、2年後にはそのくらいは貯められる・・・かも？

これは・・・人生初の節酒生活に突入しそうです。自信ないけど・・・。

大丈夫なのか、できるのか。
ハタチちょっと前から飲み始めて、それ以後は体調を盛大に崩したときと妊娠・授乳中以外は常に飲んでて、休肝日とは一切・全く無縁だった私が。